摂播国境のバイパス?古代山陽道 (多井畑厄除八幡)は数日前に紹介しました
もう一つの「古代山陽道」として
明石駅家から伊川をさかのぼり、太山寺付近を越え
明石駅家から伊川をさかのぼり、太山寺付近を越え
妙法寺を経由し須磨駅家へ至るのルートもあったと考えられています
伊川の上流域と太山寺周辺を紹介しましょう
新緑深き伊川の上流
太山寺三重塔の後方を古代山陽道迂回ルートが通っていたのでは?
伊川左岸の道も山陽道の可能性が・・・前開にて
太山寺よりに「石戸神社」が
享保年間の鳥居
伊川右岸の県道
古代山陽道の迂回ルート
太山寺仁王門(国重要文化財)
門の前方に山陽道が通っていた?
仁王さんも堂々
県道から枝分かれして、いよいよ伊川上流の渓谷が前方に
後方は太山寺原始林
と思いきや、フェンスで行き止まり(旧道は通行止め)
傍らに仏像が・・・
太山寺境内から伊川上流を見る
谷深い左手(右岸)を通って布施畑に行ったのでは・・
近くでみた”いきもの”
アゲハチョウ
ちょっと”ドキッ”とした生き物
近くを通ったが、微動だにせず
伊川左岸の段丘から左方向に明石を望む
この谷部を通っていた!
太山寺本堂(国宝)
伊川下流方向をのぞむ
古代山陽道の難所だったのでしょうね
太山寺越え
特別展講演会のご案内
5月24日(土)13:30~15:00(入場券配布12:50予定)
「そこのけそこのけ駅馬(はゆま)が通る」
馬場 基(奈良文化財研究所)
風土記1300年記念特別展・阪神・淡路大震災20年展
「古代官道 山陽道と駅家(うまや)ー律令国家を支えた道と駅ー」
6月22日(日)まで開催
詳しくは考古博ホームページをご覧ください