最後の列品を行います。 今年度佐用町平福の 平福御殿屋敷跡 から発掘された 鬼瓦 です。 平福御殿屋敷は利神城(りかんじょう)の山麓に構築された城主のための屋敷です。 この鬼瓦は江戸時代の溝の側壁材に転用されていましたが、製作技法などから御殿屋敷跡と同じく慶長初期の作と考えられます。 壁ケースのガラス戸をロックします。 列品作業の続いていた企画展「ひょうごの遺跡 Vol.5 -調査研究速報-」がいよいよ始まりました。 会期は4月7日までです。 特別展示室の扉も開かれました 池ノ下遺跡(姫路市) 縄文土器 神出遺跡(神戸市西区) 鬼瓦 内高山古墳群(朝来市) はぞう 喜志・下所遺跡(三田市) 臼玉 考古博物館の支援ボランティアグループ「ひょうご考古楽倶楽部」の取り組みも紹介しています。 近くの蓮池保育園のみなさんの、大中遺跡の竪穴住居をモデルにつくられた「むかしの家」の作品も寄せられています。 本日の講演会「兵庫県考古学研究最前線2012」 (公財)兵庫県まちづくり技術センター 深井明比古さんの「 タイル考古学の世界 」も行われました。
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。