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3月 7, 2021の投稿を表示しています

令和2年度 発掘調査速報会を開催しました

  3月7日(日)、(公財)兵庫県まちづくり技術センターとの共催で、今年度の最新発掘調査成果を紹介する速報会を開催しました。 今回紹介したのは、以下の4遺跡です。 1つ目は、玉津田中遺跡(神戸市)の報告。 弥生時代前期の方形周溝墓などが見つかりました。土偶や石棒など、縄文時代的な祭祀遺物の出土が注目されます。 2つ目は、登リ田遺跡(姫路市)の報告。 古代の官衙関連遺跡です。播磨国風土記に記された、継潮(つぎのみなと)との関係が注目されます。 3つ目は、柏原旧城下町(丹波市)の報告。 柏原藩(織田家)の家老、津田家の屋敷跡を調査しました。出土遺物から、江戸時代の上級武士の暮らしぶりがうかがえます。 最後は、兵庫津遺跡(神戸市)の報告です。 「兵庫津(ひょうごのつ)ミュージアム」建設に伴い調査しました。江戸時代の絵図とほぼ一致する街路や町屋が見つかりました。 それぞれの報告のあとは、当館館長と発表者が討論を行い、発掘調査の成果をさらに深く掘り下げました。 速報会終了後には企画展の会場で、発表者が展示解説を行いました。 これらの遺跡の調査成果については、開催中の企画展「ひょうご遺跡2021」で紹介しています。会期は3月14日(日)までです。 どうぞお見逃しなく。

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