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1月 27, 2013の投稿を表示しています

企画展ひょうごの遺跡VOL5の説明会を行います

唐三彩弁口瓶 2月3日(日) 午後1時30分~2時00分にかけて、担当学芸員による展示解説を、特別展示室にて行います。  特に、今回、展示されている資料のうち、 唐三彩弁口瓶 は破片ですが、唐三彩の弁口瓶は兵庫県以外では出土例の見られない、非常に貴重なものです。  この他、室町時代前期の丹波焼甕、古墳時代中期の方墳から出土した家形埴輪など貴重な資料が数多く展示されています。 東沢1号墳出土須恵器 東沢1号墳出土家形埴輪 ぜひ、一度、当館を訪れ、ご見学下さい。

雪の考古博物館

閉館日の今朝、冷え込みました。 太平洋岸の各地でも雪が降りました。 考古博物館の芝生、体験広場なども雪に覆われました。 朝だけの素敵な光景でした。

ヨシ刈ります 弥生の新たな住まい造り

加古大池 考古博物館に隣接する弥生の集落跡、史跡大中遺跡では竪穴住居の復元プロジェクトが続けられています。 このプロジェクトはため池環境の保全を進める いなみ野ため池ミュージアム 、里山林の保全に取り組む ひょうご森の倶楽部 、史跡の保存整備と活用に取り組む 兵庫県立考古博物館 と博物館の支援ボランティアグループ ひょうご考古楽倶楽部 、地域活動と建築技術の実戦を行う 国立明石工業高等専門学校 が共同して行っているものです。 大中遺跡には竪穴住居プロジェクトが復元した3棟を含めて8棟の竪穴住居があり、現在9棟目の建築を行っています。 今日はこれらのグループが共同して竪穴住居復元に必要な屋根材調達のため、加古郡稲美町の加古大池でのヨシ刈りを行うこととなりました。 参加者のみなさんは、9時半の集合時間をきっちり守られ、まずミーティングです。 本日の復元プロジェクト責任者、考古博物館企画広報課長からの挨拶により、いよいよ行動開始です。 昨日は冬型で風が強く大変な一日でしたが、今日は穏やかで絶好のヨシ刈り日和です。 大空に伸びるヨシ ヨシ原が広がります。 ぬかるみに 戦場に架ける橋 を敷設します。 さあ、始まりました。 赤米刈り取りにも使う、稲刈り用の鎌を使います。 刈ったヨシを束ねて結わえます。 こんなふうにまとめます。 トラックに乗せる場所まで運びます。 それぞれ、役割分担して頑張ります。 やった!! ようやく昼ごはんです。 お腹ぺこぺこです。 ため池と言えば香川県が有名ですが、兵庫県はため池の数が4万箇所以上あり、実は全国一ため池の多い県なのです。 そのなかでもここ加古大池は、いなみ野台地の中にあり、江戸時代 (17世紀中期)に築造された 兵庫県で一番大きなため池で、 満水面積が49ha、甲子園球場の約12倍の大きさです。 1haもあるヨシ原が保全されており、多くの野鳥がやってきます。 自然の浄化作用の重要な場所となるヨシ原のヨシを刈るのは、枯れて沈殿して腐敗するのを防ぐ、今年出る新芽の成長を助ける、越冬する害虫の卵などを駆除するなど

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