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新年を迎えるためのメンテナンス

今年も残すところあとわずか 当館は今メンテナンス休館中です。 ふだん掃除のできていないところやシステムの確認をしています。  エントランス展示の「土器の壁」 大型土器の後ろ側を掃除して展示品の状態をチェック  クリスマスツリーもこれから片づけます。 ちょっと寂しそうです。一か月間お疲れ様でした。 代わって玄関に手作りの門松を設置 これでお正月を迎えることができます。 考古博物館は1月2日(水)から開館します。(元旦は休みます。すみません) 当日は、カレンダーづくり、独楽に色塗り、おみくじ(景品あり)などの催しをしています。いずれも数に限りがあり、入館券が必要であったりするものもありますが。ぜひ遊びに来てください。お待ちしています。 催しは午後1時からです。

消防訓練を行いました

12月25日(火)、休館中の当館では 加古川市東消防署の指導で消防訓練を行いました。 火元は男子更衣室でした! 建物への消火訓練。 消火用のホースで手順を確認しながら放水しています。 展示室ではケガをして動けない人を発見! 救護班が車いすで館外へ搬送します。 次は、消火器の使い方訓練(動画)。 今回は「煙避難体験テント」を使った訓練をしました。 事前に聞いてはいましたが、煙で30cm先の自分の手も見えません。 本当に怖かったです。 今回の訓練では白煙でしたが、 火事の煙は、黒く熱い「毒ガス」だということ。 そして、お客様の中には子どもやお年寄りもおられるため、 それぞれ避難スピードが違うことを念頭に避難誘導をしてくださいとのことでした。 また、子どもは緊急放送を聞くと狭いところに隠れてしまうこともあるなど 認識を新たにするお話もありました。 ご教示くださった加古川市東消防署の皆さん、ありがとうございました。 この経験を大事に、職員一同、 来年も気を引き締めて業務に臨みます。

楽しいクリスマスコンサート~第2弾~

12月22日(土)に今年最後のイベント、 「Saxophone Ensemble 宴(UTAGE)」による サクソフォン・アンサンブルコンサートを開催しました。 宴(UTAGE)さんは、東播磨を中心に活動する実力派グループ。 会場は、立ち見もでる大盛況。 クリスマスソングを中心とした楽しい曲目で盛り上げてくれました。 各パート1曲ずつ、ソロ演奏も披露。 これはバリトンサックス。めっちゃかっこええ・・・♪ 会場からのアンコールに応え、宴さんが選曲したのは、 美空ひばりの「川の流れのように」。 ゆ~るや~かに~・・・平成という時代が過ぎていこうとしている 今年の締めにふさわしい、素晴らしいコンサートでした。 宴さん、そして、遊びに来てくださった皆さん、 ありがとうございました。 メリークリスマス!

郷着(ごうじゃく)遺跡の現地説明会

12月22日(土)、姫路市にある郷着遺跡で現地説明会を開催しました。この遺跡は県道の建設に先立ち10月から発掘調査を行っています。  前日が雨で不安でしたが、熱意が通じたのか天候が回復し予定どおり開催できました。この地域では初めての大規模な発掘調査で、11月には発掘体験イベントを実施した遺跡とあって関心も高く、200名近くの方が参加されました。  説明会では弥生時代~古墳時代の集落跡を中心に解説を行いました。写真は弥生時代の終わり頃の、堰を伴った川跡の説明をしているところです。この地域の水利の状況を情熱的に解説しています。  弥生時代末と古墳時代前期の住居が重なって見つかった部分では、発掘の手順も交えながら丁寧に解説しています。  この日が説明会のデビューとなった担当者のようす。 初々しい解説に参加者も見守るように聞いていました。(ガンバレ~)  説明が終わったあと、展示している出土遺物を熱心に観察する参加者。質問も多くありました。 今回の調査成果は、年明けから当館でパネル展示を行う予定です。

考古博DEお正月

-年末年始の休館のご連絡- 以下のとおり休館します。 12月24日(月)~1月1日(火) この間、館内のメンテナンスや大掃除、消防訓練などを行います。 そして… 新春最初に皆さんをお迎えするのは 1月2日(水)、「考古博DEお正月」です。 午後1時~3時30分(受付は3時まで) ・独楽に色塗り(先着80名 無料 12時から整理券配布) 独楽に好きな色を塗って、 世界に一つのオリジナル独楽を作りましょう。 ・古代文字カレンダー(先着100名 無料) 古代文字のカレンダーづくり (フレームはつきませんけど・・・) ・新春おみくじ(先着100名 観覧券で1回限り) ガチャポンでおみくじ。 空くじなしの景品つき(ささやかですが) 新春ならではのイベン トです。 メインホールでお待ちします。

兵庫考古学研究最前線「近畿の中近世墓」

お待たせしました! 12月8日(土)の講演会の報告です。 (公財)兵庫県まちづくり技術センターの西口圭介副課長が講演しました。 演題は「近畿の中近世墓-兵庫県の調査成果を中心に-」。 平安時代の中頃から、現代までの約千年間、 「ひと」がどのようにして葬られてきたか… それぞれの時代の死生観などにも触れつつ、 極楽往生を求めて営まれてきた墓の変遷について、 県内の発掘調査結果を織り交ぜた内容でした。 画像は生々しいものが多いので、これくらいにします…。 次回の「兵庫考古学研究最前線」は新年1月12日(土)、 当館館長・和田晴吾の講演会です。 演題は「アイルランドの巨石墳」。 ご期待ください!

楽しいクリスマスコンサート~第1弾~

もうすぐクリスマス!   館内はすでにクリスマスの装い。 恒例のクリスマス企画、考古博DEコンサートが開催され、 東播磨地区の5校の高校生たちが歌声を聞かせてくれました。 オープニングは全員でジングルベルの合唱。 トップを切って明石西高校登場です。 「いのちの名前」と「クリスマスメドレー」を披露してくれました。 サンタとトナカイが元気一杯。 続いて東播磨高校。 「福笑い」「デイ・ドリーム・ビリーバー」を歌ってくれました。 共通言語は “笑顔” ですって。 加古川東高校は「サウンド・オブ・ミュージックメドレー」 澄んだ歌声でした。 加古川西高校は 「奏(かなで)」と「A Whole New World」を 歌ってくれました。歌詞が印象的でした。 最後に登場の加古川南高、 「アイデア」「Hail Holy Queen」を歌ってくれました。 随分練習したんでしょうね。 締めは全員で「きよしこの夜」を歌ってコンサートの幕を閉じました。 観客席、さらに立見席のブリッジからも大きな拍手がありました。 楽しかったです。 【考古博DEコンサート 第2弾のお知らせ】 全日本アンサンブルコンテストに出場した経験のある 「アンサンブル宴(UTAGE) 」によるサクソフォンコンサート。 UTAGEのコンサート(昨年) 12月22日(土)14時開幕(無料) くるみ割り人形メドレー他10曲、充実のラインナップです。 (問い合わせ 079-437-5564 学習支援課まで)

現地説明会を生中継!~耳谷草山古墳群「GENBAビューイング」~

前回リポートした耳谷草山古墳群(豊岡市)の現地説明会。 同時に100km程離れた博物館でライブ配信しました。 中継は何度も実施していますが、 電波状況によって出来不出来が大きく左右されます(原因ははっきりしません)。 スタッフは内心ドキドキです。 「うまく映ってくれ~、映ったら途切れないでくれ~」 博物館会場の様子(動画) 当館(播磨町)に居ながら、現場の臨場感を体感できます。 博物館では古墳から出土した遺物を解説しながら展示しました。 「出土したばっかりの資料を真っ先に見ることができて感激です」 途中で音声が途切れるなど、まだまだ課題も多いですが。 回数を重ねることで克服できると考えています。 「以上、現場から大本がお伝えしました。またね!」

耳谷草山古墳群の現地説明会

12月2日(日)、豊岡市にある耳谷草山古墳群で現地説明会が開かれました。この古墳群は北近畿豊岡道路の建設に先立ち、兵庫県教育委員会からの委託を受けて、(公財)兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部が発掘調査を行っています。11基の古墳(14~24号墳)が調査され、そのうち7基(18~24号墳)が公開されました。 天候に恵まれ、100名近くの方が参加されました。急な斜面を登って現場に向かいます。 平野を見下ろす尾根に、いくつもの古墳が築かれています。これらの古墳は一度に築かれたものではなく、前期から中期にかけて連綿と営まれたものです。時期によって、一つの墳丘に営まれた埋葬施設の数が異なっています。また、埋葬施設も、木棺、石棺、土器棺などバリエーションに富んでいます。青銅鏡、鉄製品(武器・農具・工具)、玉類といった副葬品も出土しています。 21号墳の第3主体部は石棺です。担当者が熱心に説明しています。 22号墳の第1主体部と第2主体部は「組み合わせ式木棺」です。参加者の皆さんも耳を傾けて説明を聞いています。 説明会と同時に、ライブ配信(GENBAビューイング)も実施しました。当館メインホールで配信をご覧になった方もいらっしゃると思います。 現場見学の後は、出土遺物についての説明がありました。 皆さん、長時間お疲れさまでした。

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