考古博物館には、常設展示室や特別展示室以外にも楽しんでいただけるコーナーがあります。まだご来館されていない方にご紹介します。 ここは考古学情報プラザです。考古学関係の図書を中心に配架し、閲覧していただくことができます。 館長や、当館学芸員が執筆した本や図録のほか、他の博物館、美術館の展覧会のチラシを置いています。 定期的に発行している「博物館NEWS」「ひょうごの遺跡」、播磨町や近隣の市町で発行している情報誌などもご覧いただけます。残部があればお持ち帰りいただくこともできます。 情報プラザの図書類は難しそうな本が多いですが、気軽に読めるマンガや写真集などもあります。 続いて、地下1階のネットワーク広場です。 フロアには兵庫県を中心に、32,300分の1というスケールで直径5m60㎝もある大きな衛星写真が貼られています。ちなみに赤い矢印の指す位置が当館です。 巨大な前方後円墳や、断層など、じっくり見ると地上からは見えなかった新たな発見があるかもしれませんね。 ネットワーク広場の奥には収納展示コーナーがあります。引き出しを開けると小さな石器やきれいなタイルなどがいっぱい詰まっています。 これは、ネットワーク広場の天井の灯りとり窓です。晴れた日にはここからの陽光で広場が明るく照らされます。 …では雨の日は? 大丈夫です。雨天や夜間用に点灯できるようになっています。意外と皆さんご存じないようです。 今回ご紹介しました考古学情報プラザとネットワーク広場は、無料でお楽しみいただけます。博物館は現在臨時休館中ですが、再開されましたらこんなところもゆっくりご覧ください。
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。