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10月 25, 2020の投稿を表示しています

特別展講演会「信長と光秀」

  10月10日に開幕しました特別展「兵庫ゆかりの武将たち-明智光秀とその時代-」の関連イベントで、講演会が開催されました。 演題が「信長と光秀」、まさに今、歴史好きの方たちの興味をそそるテーマです。  会場は満員、新型コロナウイルス感染防止対策で、定員いっぱいお入りいただけなかったのが残念です。  講師を務めてくださるのは、滋賀県立安土城考古博物館の髙木学芸員です。信長のお膝元からのご講演とあって、どんなお話が聴けるのか楽しみです。  最初に、来館の方へ質問されました。織田信長とはどんな人だと思いますか? と。  その答えを聞いた後に映し出されたのが上の人物像です。ほぼ同様のお答えでした。  この人物像は現在の研究では、ほぼ否定されているようです。誤解だらけだそうです。今放送されている大河ドラマの信長は、従来とちょっとイメージが違うと言われているようですが、髙木学芸員は、わりと史実に近いイメージで演じられていると言われてました。  同様に、明智光秀についてもどんな人物か聞かれました。映し出された今までの人物像は、上の内容ですが、ただ、光秀に関する資料は少なく、出身地や生まれた年、若いころの経歴も定説がなく、謎が多いです。これは一族が絶えたため伝える者がいないこと、信長を討った「謀反人」ということの汚名返上が不可能であったことが言われています。言われている謀反の理由は根拠もなく、人物像と一緒に後世に決めつけられた感が強いとのこと。  光秀が歴史の舞台に姿を現すのが、永禄11年(1568年 年齢41~53歳)に信長が足利義昭を伴って上洛をしたころからで、足利義昭、信長を通して、幕政の中枢の人物として名が出るようになったとのこと。そこから数年で信長の伊勢攻めをきっかけに、義昭と信長の関係が悪くなり、元号が元亀(1570年)になったころに争乱が起こり、義昭と信長の両方に仕えていた光秀が、信長の家臣に専念することになったようです。  天正3年(1575年)、光秀は信長から丹波攻略を任され、ほぼ4年かけて丹波を平定。一方信長は天正4年に安土城の築城を始め、天下人へ向かって、毛利、上杉、武田などの遠国の大名たちと戦いを繰り広げていたようです。  この後、信長はなおも戦いながら勢力を伸ばしていく中で、実力主義によって若い武将を登用したことによる一体感の欠如や、多くの兄弟や家臣の討

HYOGOミュージアムスタンプラリー 始まりました。

 ミュージアムスタンプラリーが今年も始まりました。  例年は7月からの開始でしたが、新型コロナウイルスの関係で10月からの開催となりました。     兵庫県立の美術館・博物館等計9館(当県立考古博物館の他、県立美術館、横尾忠則現代美術館、兵庫陶芸美術館、県立人と自然の博物館、県立歴史博物館、県立円山川公苑美術館、県立図書館に今年から新たに参加の県立コウノトリの郷公園)が連携して実施しています。  上のチラシの裏面です。上段のスタンプ押印欄にスタンプを押してください。  9館のうち3館のスタンプを集めると、共通招待券(1名分)が1枚もらえます。   4館集めるとさらに共通招待券がもう1枚もらえます。  そして、5館のスタンプを集めると、共通招待券2枚と各館のオリジナルグッズいずれか一つもらえます。  以下に各館のオリジナルグッズを紹介します。  まず、当館のオリジナルグッズです。МサイズとLサイズのマスクのセットをご用意しました。  県立美術館は、ポストカード3種セットとアイコーンです。  横尾忠則現代美術館はクロス2枚セットです。上のセットか下のセットのどちらかを選んでください。  兵庫陶芸美術館は丹波焼小皿1枚です。  人と自然の博物館は、エコバッグです。  図書館はブックカバーです。 歴史博物館もエコバッグです。  円山川公苑美術館はメモ・付箋セット、昨年も好評でした。  今年から参加のコウノトリの郷公園もエコバッグです。  オリジナルグッズは、各館に9館分全種類グッズがありますので、どの館で5館達成になってもお好きな館のグッズが選べます。ただし、数に限りがありますので、無くなり次第終了となります。その際は、ご了承ください。  さらに、5館達成で、豪華な賞品が当たる抽選にエントリーすることができます。  当館では「考古学情報プラザ」に押印台を置いています。  ご不明な点がありましたらお声がけください。  まずはチラシをゲットしてご参加ください。お待ちしています。

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