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7月 19, 2020の投稿を表示しています

才村遺跡の現地説明会

(才村遺跡全景) 梅雨とは思えない青空の下、7月18日(土)に(公財)兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部が発掘調査を行っている才村遺跡の現地説開会が開催されました。  今回はその様子をリポートします。  参加された皆さんには、新型コロナウイルス感染症対策として、マスクの着用、検温、手指の消毒、連絡票の記入をお願いしました。  また、「三密」防止のため、まちづくり技術センター職員による遺跡・遺物の説明も、担当する職員を多くして、少人数のグループに分散して行われました。 (調査区南半の柱穴群) (暗文土器:あんもんどき)  遺跡からは、大きく分けて奈良時代~鎌倉時代と古墳時代から飛鳥時代の遺構・遺物が見つかっています。奈良時代から鎌倉時代の遺構には掘立柱建物・柱穴群があり、新聞で報道された暗文土器(あんもんどき)や稜椀といった特殊な遺物も出土しています。  (カマドのある竪穴住居) (流路から出土した土器)  古墳時代から飛鳥時代の遺構としては、竪穴住居跡が20棟以上見つかり、流路からはこの時期の土器が大量に出土しています。竪穴住居はカマドを持つものが多く、カマドには土器が残されていました。  説明会は多くの方に参加していただき、また感染症予防対策にも協力いただいて、盛況のうちに終わりました。今後もこのような機会を持ちたいと存じますので、よろしくお願いいたします。

にちようびの古代体験

新型コロナウイルス感染症のため中止になった夏休みの古代体験の代わりに、 8月までの毎日曜日に日替り体験講座を開催します。 19日はその第1回目として、「はにわマグネットづくり」を開催しました。 飛沫感染を防止するため、説明のいらない簡単なものから始めてみました。 埴輪や土器など自分が作りたい形の型を選びます。 型はシリコンで出来ていて、粘土がうまくはがれるように小麦粉を塗布します。 この 型に粘土を詰め込みます。 型から外して粘土を乾かします。 乾いたころを見計らって、 裏に 磁石を貼り付けます。 こんなのができました。 体験時間10分ほどで完成です。 冷蔵庫にメモを貼り付けるときに可愛くて便利です。   *   *   * まだ本格的な体験はできませんが、 コロナの様子をうかがいながら、 少しずつ出来ることをやっていきます。 「にちようびの古代体験」は当日受付。ここでお待ちしています。 何ができるかは来館してのお楽しみ。 次回は7月26日、体験は13時30分からです。

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