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9月 23, 2018の投稿を表示しています

田んぼの赤米、実っています!

6月に地元の小学生と一緒に田植えをした赤米は 9月上旬に開花し、今は穂が徐々に垂れてきました。 当館では対馬産と種子島産の赤米を栽培しています。 私たちが普段食べている米(ヒノヒカリやコシヒカリなど)とは、 見た目もだいぶ違っています。 どちらも最終的には赤い米になりますが、今はまだ・・・ あとで写真でお見せします。  赤い穂。これが対馬の赤米。  隣の稲より背丈が30㎝以上高いです。  白い穂。こちらは種子島の赤米。  隣のヒノヒカリとの高さは歴然。 田んぼの遠景。(手前の赤っぽい部分が対馬赤米) こちらは種子島赤米(手前の白っぽい稲) 籾は赤くて、いかにも赤米っぽいですが、 剝いてみると、今はまだ普通の白い米です。 これは・・ 赤米の赤い色はタンニン系の色素で 今は白い米も、収穫後少しずつ赤くなって 年が改まるころには、“立派”な赤米になっています。 その頃にまた報告しますので お楽しみに。 稲刈りは、蓮池小学校の5年生が10月18日(木)に行います。 よかったら見に来てください。

兵庫考古学研究最前線、第3弾は「発掘!兵庫の城館」

9月22日(土)、兵庫考古学研究最前線2018・第3講として 当館の山上学芸員による講演を行いました。 演題は「発掘!兵庫の城館」。 山上学芸員が若い頃(就職2年目)に担当した中尾城跡の発掘調査からはじまり、 播磨国守護赤松氏の本城・置塩城などから見える近世の山城構造、 日本城郭史に新たな資料を提供した南北朝時代の吉田住吉山城、 そして、昨年国史跡となった利神城の調査まで、 兵庫の城館を通じて日本城郭史の移りかわりを解説しました。 山上学芸員は今年度で定年退職。 特別展で「築城」や「兵庫山城探訪」をテーマにしてきた彼は、 城郭史を現代社会へ投影することで、 日本の将来を予測するヒントがみえてくる。 と話します。 話に熱が入って予定時間をオーバーしましたが、 講演会終了後も熱心な質問が続きました。 次回、29日(土曜日)は いよいよ名誉館長・石野博信の講演会 演題は「淡路の初期銅鐸群と鉄器工房群-国生み神話の原郷-」です。 この講演会は7月に予定していたものが大雨のため延期したものです。 今回は台風24号の動きが気になりますが、今のところ大丈夫のようです。 9月の締めくくりは〝こうこはく” で! ぜひご期待ください。

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