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6月 16, 2019の投稿を表示しています

特別展 残り2日です

明後日の日曜日で特別展「縄文土器とその世界-兵庫の1万年-」が閉幕します。 見に行きたいな~と思っていて、行きそびれていたなんてことはありませんか? この週末なら間に合いますよ。 お急ぎください。 兵庫県出土の縄文遺物がこれだけまとめて見られるのもあと2日。 教科書に載っているような火焔型土器(新潟県津南町出土)や宇宙人のような目をした遮光器土偶(青森県つがる市出土)も展示していますので、この機会にぜひご覧いただきたいです。 会場前には、火焔型土器の巨大オブジェを展示しています。 記念写真も好評です。 佃遺跡から持ち帰った本物の貯蔵穴も展示しています。 最終の日曜日は、13時30分から14時まで、特別展の解説会を行います。 ひょうごの縄文時代を彩る展示品が一堂に。 お見逃しなく! お待ちしてます !!

体験講座「縄文土器文様のペン立てをつくろう!」

6月16日(日)に、体験講座・第2弾 「縄文土器文様のペン立てをつくろう!」を開催しました。 前日に続き、特別展「縄文土器とその世界」の関連の講座なので、 縄文文化を代表する“火焔型土器”をモデルにして作ります。 後方の青いエプロンを着用した当館ボランティア(考古楽倶楽部)の皆さんが作り方を教えてくれます。 実際に作りはじめる前に、 火焔型土器のイメージをふくらませようと特別展の会場へ。 担当学芸員から、土器の形や文様について説明をうけました。 「縄文人はこの土器を料理を作るお鍋として使っていました」 「突き出たところは鶏頭冠突起(けいとうかんとっき)といいます。1つの土器に4つ見られます」など説明を聞きながら、早くもどんな形を作ろうか?真剣に土器を見つめる人も。 独特のデザイン、よ~く観察してくださいね。 途中お昼休憩も挟みつつ、 火焔型土器の鶏頭冠をモデルにしたペン立てを作っていきます。 まず粘土をほどよいサイズに切り分け、棒状に伸ばし、 形の基礎となる「粘土ひも」を作ります。 太さが揃った粘土ひもを作るのがコツとのことですが、 なかなか難しい…。真剣です。 少しずつ形が出来てきました。 倒れないように補強を加えつつ、細部を作りこんでいきます。 縄文人の気分になって、 自分だけのオリジナル装飾も加えて… 完成です! 皆さんの作品です。 これから10日ほど乾燥させ、博物館の窯で焼くので、 お渡しできるのは約半月後になります。お楽しみに、もうしばらくお待ちください。 いよいよ会期ものこり少なくなってきた特別展。 火焔型土器をまぢかに見るチャンスですので、ぜひご来館下さい。

今年度の体験講座、始まりました!

今年度の体験講座が始まりました。 第一弾は、“ハンぺルマン” 引っ張ると踊る土偶をつくろう!  今回つくる「ハンぺルマン」は、ひもを引っ張ると手足が上下する人形のことです。 ハンぺルマンとはドイツ語で、意味は “手足をバタバタする人” とのこと。 こんな人形をどこかで見たことありませんか?  ↓ ↓ ↓ ひもを引っ張ると  このように手足が動きます。 講師の兵庫陶芸美術館の藤田 淳 所長補佐兼学芸課長と、 ご協力いただいたハンぺルマン作家のよねざわともみさんです。 現在当館で開催中の特別展「縄文土器とその世界」の関連イベントでもありますので、 人形のモデルは、縄文芸術の代表といわれている遮光器土偶です。 (特別展は6月23日まで開催中ですので、ぜひお越しください) まず人形に色塗りです。色鉛筆で丁寧に塗っていきます。 色使いで土偶の雰囲気が変わります。 子どもたちも色を迷いながら塗っています。 色塗りの次は型どりです。ハサミで慎重に輪郭をたどります。 「あまり線ぎりぎりに切らずに大きめに切ってください」と注意がありました。 手際よくハサミが進みます。 切り終えて人形の形に並べます。 ここからひもで手足をつなげていきます。 裏返して作業します。 ハンぺルマンの秘密の部分です。ひもの通し方が難しいです。 講師の先生に手を取って教えていただきました。  ひとまず形ができました。 ひもを引っ張ると・・・ 手足が動きました。動きに愛嬌があります。 無事完成です。 参加者の皆さんです。 カラフルな遮光器土偶が踊っていました。 楽しかったですね~。 今からでも参加可能な体験講座がいろいろあります。 当館のホームページ( http://www.hyogo-koukohaku.jp/ )で紹介していますので、ご覧ください。

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