今年もオニバスが見られました。 オニバスは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている貴重な水生植物です。 東播磨地域のため池では結構見られますが、最近はその場所も限られるようです。 今年はなかなか見られませんでしたが、いつの間にか例年にないほど発生しました。 昨年10月に狐狸ヶ池の水抜きを行ったのが功を奏したのかも知れません。例年の5~6倍ほど育っています。 狐狸ヶ池の橋からは、まぢかに見ることができます。 睡蓮の花も今が満開です。 ちなみにオニバスは、スイレン科に属します。 葉の表面は色んな表情をしています。 大きいもので直径1mくらいになっています。 オニバスも花が咲くそうですが、ここ数年見ることができません。 引き続き観察したいと思います。 当館にお越しの際には、大中遺跡公園と合わせて狐狸ヶ池のオニバスもご覧下さい。 ただいま開催中の企画展「金銀銅の考古学」が8月30日(日)までですので、まだご覧になられていない方は、この週末がチャンスです。ぜひどうぞ。
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。