考古博で「松帆銅鐸」公開を3月27日(日)まで行っています。3月13日(日)に特別講演会として難波洋三氏(奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長)による「南あわじ市松帆銅鐸の位置づけについて」と題した講演が行われました。 朝から博物館に多くの方々が来館され、「松帆銅鐸」を観覧していただき、午後1時30分からの講演会を列をなして、待っていただきました。ありがとうございました。 開演前の館内の様子 満席の講堂 講演される難波氏 講堂前のモニター席での聴講の様子 「松帆銅鐸」の発見によって、銅鐸に関する重要な論点のうち次の3点について、解明や研究の進展が期待できるとされました。論点①銅鐸の使用法②銅鐸の埋納時期③銅鐸の多数一括埋納、集中埋納の意味のそれぞれについて、現段階での問題点と今後の見通しを述べられました。最後に、今後の慎重な調査によって、予想を上回るさまざまな情報が得られるに違いないと、締めくくられました。 「松帆銅鐸」の公開は、いよいよ残り二週間余りになりました。是非、来館いただき、銅鐸をご覧下さい!
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。