寒暖差の激しい天気の続いた2月末。 27日(土)に講演会「墳丘墓からみた古墳と弥生の間」を開催しました。 講師は(公財)兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部の中川渉次長です。 県の職員となって2年目に発掘調査をした内場山墳丘墓(現・丹波篠山市)の話を中心に、 墳墓の形状や副葬品などを比較し、 時代の推定が難しいとされる弥生時代と古墳時代の判別のポイントや、 副葬品からみえる他国との交流などについて話されました。 翌日28日(日)には、2つの体験講座を開催しました。 まずは予約制の古代体験講座「組み方いろいろ組みひもづくり」。 色とりどりの毛糸やコットンの糸で、美しいひもをつくります。 この日は難易度の高い8本ループの組ひもづくりにも挑戦しました。 (写真は6本ループです) こんなひもができました! 午後からは、大中遺跡公園のツバキの葉を使って、 「葉っぱのしおりづくり」をしました。 前もってスタッフが薬液にひたして柔らかくしておいた葉の外側の繊維を、 歯ブラシでたたいてはがし、葉脈を取り出します。 きれいにとれたかな? 葉脈だけになったら、ラミネートをして完成です! この日は、青い葉っぱと一緒にラミネートをしました。 楽しんでいただけましたか?