兵庫考古学研究最前線2014 兵庫の鉄生産 ー播磨北部を中心にー 公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター 埋蔵文化財調査部 村上泰樹次長が講演 講演に熱が入ります 100名もの方々が聴講されました まずは 鉄 について・・・ 宍粟市 小茅野後山(こがいのうしろやま)遺跡 村上泰樹さんが平成12年に調査を担当 標高600mを超える場所での過酷な発掘 室町時代の製鉄遺構が 炉壁や鉄滓が集中して出土 炉の一部を 考古地磁気年代決定法 や 放射性炭素 14 C年代測定法 により年代のクロスチェックが必要 兵庫県の製鉄は6世紀ごろから始まったと考えられますが 現代まで続く技術は日本の鉄生産を考える上でたいへん貴重な資料です あいにくの天気でしたが 多数ご参加いただき ありがとうございました 【お知らせ】 ---------------------------------------------------------------------- 「平成26年度 発掘調査速報会」 平成26年度に発掘調査をおこなった中で、注目を集めた遺跡の調査成果について、 (公財)兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部の発掘担当者とともに解説します。 3月14日(土) 13:30~16:00 【プログラム】 1.開会挨拶 13:30 2.調査成果報告 13:40~15:00 (1) 山田大山古墳群 (丹波市)-T字形の初期横穴式石室- 副課長 鐵 英記 (2) 西垣古墳群 (豊岡市)-粘土でパックされた未盗掘石棺- 副課長 久保弘幸 (3) 広瀬古墳群 (養父市)-1墳丘に3つの石室をもつ円墳- 技術職員 渡瀨健太 (4) 南構遺跡 (豊岡市)-長さ10m近い長大な横穴式石室- 副課長 山田清朝 3.討論会 15:20~16:00 各遺跡の調査成果について、会場からの質問に回答しながら 深井 事業部長と発表者が討論します。 4.閉会挨拶 16:00 5.展示解説( 要観覧券 ) 16:10~16:40...
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。