7月17日(土)、和田館長を講師に講演会「兵庫考古学研究最前線2021ー古墳時代の兵庫①ー『古墳時代の兵庫』」を開催しました。 「兵庫考古学研究最前線」は、注目の発掘調査や最新の研究の成果など兵庫県内の考古学情報をわかりやすくお伝えしようとする目的の連続講演会で毎年数回ずつ実施しています。 今年度は新しい試みとして、「古墳時代の兵庫」というテーマを設定し、5回にわたって5人の講師がリレー講演します。 トップを切る和田館長は、播磨と他地域の古墳を比較した解説からスタート。 兵庫県は全国で最も古墳の数が多いなど、兵庫の特徴にも触れました。 また、大型古墳は近接する場所で連続して造られることが少なく、地方で有力者の古墳の場所が大きく変わるのは、ヤマト王権の政策の動向などに深く関係している、等の話がありました。 講演会終了後には、テーマ展示室で「学芸員によるミニ講座」を開催しました。この日のテーマは"兵庫の大型古墳”でした。 講演会は予約制ですが、ミニ講座は当日受付ですのでお気軽にご参加ください。 講演会は予約が必要です。 現在は、8月28日以降に実施する回について予約受付中です。お申し込みお待ちしております。
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。