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7月 18, 2021の投稿を表示しています

兵庫考古学研究最前線2021ー古墳時代の兵庫①ー『古墳時代の兵庫』

7月17日(土)、和田館長を講師に講演会「兵庫考古学研究最前線2021ー古墳時代の兵庫①ー『古墳時代の兵庫』」を開催しました。 「兵庫考古学研究最前線」は、注目の発掘調査や最新の研究の成果など兵庫県内の考古学情報をわかりやすくお伝えしようとする目的の連続講演会で毎年数回ずつ実施しています。 今年度は新しい試みとして、「古墳時代の兵庫」というテーマを設定し、5回にわたって5人の講師がリレー講演します。 トップを切る和田館長は、播磨と他地域の古墳を比較した解説からスタート。 兵庫県は全国で最も古墳の数が多いなど、兵庫の特徴にも触れました。 また、大型古墳は近接する場所で連続して造られることが少なく、地方で有力者の古墳の場所が大きく変わるのは、ヤマト王権の政策の動向などに深く関係している、等の話がありました。 講演会終了後には、テーマ展示室で「学芸員によるミニ講座」を開催しました。この日のテーマは"兵庫の大型古墳”でした。 講演会は予約制ですが、ミニ講座は当日受付ですのでお気軽にご参加ください。 講演会は予約が必要です。 現在は、8月28日以降に実施する回について予約受付中です。お申し込みお待ちしております。

夏季企画展開幕直前 列品作業ご紹介!

 梅雨が明け、当館では22日から開催される夏季企画展の準備の真っ最中です。例年夏季企画展は、春季特別展が終了してから2週間ほどしか準備期間がないので大忙しです。その準備の様子をご紹介します。    企画展のテーマは「淡路島発掘」です。淡路島が日本遺産「国生みの島・淡路」に認定されて5周年を記念しての展覧会です。  会場の特別展示室は、当館所蔵の資料や他の博物館等からお借りした展示品、展示に使用する道具などでいっぱいです。  展示品のキャプションボードを壁に設置します。設置する高さや水平に設置しているかなど一つ一つ確認しながらの作業です。  資料を先に並べてしまうと、ボードの設置作業が大変なので、あらかじめレイアウトをよく考えて設置します。  毎回見ていて思いますが、列品はかなりの力仕事です。  遺物の下部が見やすいように鏡を設置しました。この横杓子を当館の学芸員が発掘したときは、塗られた水銀朱がとてもきれいな赤色を発色していたそうです。県指定文化財で、今回の目玉の一つです。  小さな遺物を並べています。これも列品に欠かせない緻密な作業です。    個々の資料のキャプションもミリ単位で位置決めします。  雨流(うりゅう)遺跡出土の鞴(ふいご)の羽口(はぐち)の部分です。吹き出し口を奥にするか手前にするか横にするか、ご覧いただくのに一番いい置き方を思案中。  展示室入口のバナーの設置です。作業もいよいよ大詰めです。  今回の主題となるコーナーです。 *  *  *  *  *  夏季企画展「淡路島発掘」は、7月22日(木・祝)から8月29日(日)まで開催します。  淡路島でこれまでにあまり触れられる機会の少なかった出土品の紹介と、淡路島の祭祀をはじめ、島内外との政治関係や交流にスポットを当てた展覧会です。  夏休み期間中の開催ですので、ご家族連れで、または旅の途中に、どうぞお越しください。お待ちしております。

ミュージアムスタンプラリーがはじまりました

7月17日(土)から、 兵庫県立の博物館等9館が参加する「ミュージアムスタンプラリー」が始まりました。 当館も参加し、"考古学情報プラザ”にスタンプコーナーを設置しています。 今年のチラシは三つ折り仕様。ピンクの表紙が目印です。 チラシはこちら(PDF) スタンプ3館達成で共通招待券、4館達成で各館オリジナルグッズがもらえます。 各館のグッズは、一覧表にして掲示しています。また5館達成すると豪華景品が当たる抽選にエントリーできますよ。 当館の実施期間は7月17日(土)~12月23日(木)までです。 ☆スタンプラリーの詳細は こちら(外部サイト) をご覧ください。

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