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12月 25, 2022の投稿を表示しています

考古博の年末年始 -メンテナンスと新年の準備-

考古博物館は、12月24日からメンテナンス休館中です。 今年もメンテナンスの様子をご紹介します。 ナウマンゾウを掃除しています。皮膚の細かな隙間にたまった埃を取り除きます。何だかホントの動物園の光景みたいに見えませんか。 ちなみに学芸員(青色の服)の隣にいるのは職員ではありません。…念のため。 東側出入り口の「ときのギャラリー」の掃除です。出入り口に近いので、外から入ってくるほこりがたまりやすいです。土器類を慎重に動かして、掃除機で念入りにほこりを取り除きます。 大きな庇のうえは室内といえど油断できません。掃除機とクイックルワイパーでほこりをとります。脚立に立って、気を付けながらの作業です。 固定している展示物は、高圧の空気を噴射してほこりを飛ばします。 平安時代、播磨の瓦が京都に運ばれて使われた様子の展示で、屋根瓦の掃除をしています。ちなみに右隣で掃除を手伝っているように見えるのは、職員ではありません。…念のため。 地下の収蔵展示コーナーの収納庫の掃除です。右下の子持器台(丹波市市島町の高坂1号墳出土)は、7月にメインホール展示で出品していた遺物です。 収蔵展示コーナーでは、貴重な出土品を展示していますので、ご来館の折はぜひ、地下の収蔵展示コーナーにもお立ち寄りください。思わぬ逸品に出会えるかもしれませんよ。 発掘ひろばにある発掘現場の掃除です。透明ガラスの床下に潜ったり、腰をかがめて行うきつい掃除です。 学習支援課の職員は倉庫の整理をしました。掃除のために中の物を出しながら、物品の数量や状態の確認もします。倉庫の内外を何度も往復しました。 例年にない作業として、新型コロナウイルス対策でソファーに貼ってあった、ソーシャルディスタンスをお願いする掲示物と、使用禁止の黄色いテープをはがしました。 2年以上貼ってあったので、テープの糊がソファーにこびりついて、取り除くのに大変でした。 天日で乾かします。テープは剥がしましたが、これからも新型コロナウイルス対策は続きます。今後もご協力よろしくお願いします。 ここから、新年を迎えるにあたっての準備です。 東西の出入り口に、門松を飾りました。 メインホール展示も新年に向けて入れ替えました。新春のテーマ、干支にちなんでうさぎ(卯)に関する資料の展示です。かわいいうさぎの図柄の磁器皿を展示します。 新年は、1月2日(月)から開館で

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