10月2日(水)前回(9/26)の経験を活かし、再度沈殿藍作りにチャレンジしました。 前回バケツ半分程度あった「タデ藍」の水溶液も、少しだけとなりました。 手作業で3000回攪拌は大変なので、今回は文明の利器をつかいます。 それは、家庭で不要となったバスポンプです。これを利用して液体を循環させてかき混ぜました。 においを確認しました。すでに腐敗臭はしていません。 藍は水に溶けません。色を溶けださせるためには、水溶液をアルカリ性にする必要があります。そこで、石灰水を追加して更に攪拌します。 簡易リトマス紙でpHも検査します。(石灰水は後ろに見える電子はかりで作成) アルカリpH10.0程度まで進みました。 今回は、泡がすぐに消えていく現象も確認できました。 前回作った水溶液の上澄み液(溶液の80%以上)は廃棄しました。 多くの「タデ藍」から、わずかな「沈殿藍」しか作成されないということを知りました。 これからも、裏方の地道な取り組みについても可能な限り紹介させていただきます。 県立考古博物館に興味関心を持っていただければ嬉しく思います。(小林)
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。