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4月 20, 2025の投稿を表示しています

春季特別展「弥生の至宝 銅鐸」開会

  4月26 日(土)に開会する春季特別展「弥生の至宝 銅鐸」の内覧会を実施しました。   会場の様子です。来賓をはじめたくさんの方々にお越しいただきました。   15時開会。 はじめに菱田館長からの挨拶です。 あいさつの中で、「ひょうご銅鐸めぐり」スタンプラリーの紹介も。県内9か所の博物館等とあわせて今回の春季特別展もぜひご来館ください。                              来賓として平野播磨町副町長、岡兵庫県議会議員、山本兵庫県議会議員そして兵庫県まちづくり技術センターの上田理事長をお招きし、代表して平野副町長からの挨拶がありました。    明日の開幕日には、播磨町の大きなイベント「はりま春風フェス」があります。どちらも楽しんでいただけたらと思います。   今回の特別展担当の藤原学芸員から本展覧会の概要、見どころについての説明がありました。   主な展示品の紹介の後、最後に県立相生産業高等学校で作製された複元銅鐸(単なる複元ではなく、縦横の大きさをはじめ厚さや材料の銅と錫の割合まで再現したほぼ本物といっていいものです)を使って実際に音を出してみました。 弥生時代の音色が会場に響いたところで、特別展示室に移動して、実際に展示品を目にしながら詳細説明がありました。   16時終了の予定でしたが、多くの方が17時を過ぎても熱心に説明を聞いたり、質問されたりしていました。   せっかくの機会なのでおすすめ展示品を少しだけご紹介します。 こちらが、準備作業を紹介した時点では、梱包されたまま置かれていた大型銅鐸です。 やっと実物を見ることができました。 東京国立博物館から「里帰り」してきた川西市加茂出土の『栄根(さかね)銅鐸』です。高さは113.7cmもあります。 しばらくは実家の兵庫でゆっくりしていってください。       他の銅鐸と比べてみるとその大きさの違いは歴然   こちらは銅鐸をつくるための鋳型です。なんと石でつくられています。鋳型は土製のものが多...

R7春季特別展 準備快調!

   いよいよ、今週26日(土)から始まる 令和7 年度 春季特別展「弥生の至宝 銅鐸」 の準備の様子です。   今日(22日)は準備も最終段階で、銅鐸などの展示物を特別展示室に並べる作業(列品)を行っています。   25 日(金)には内覧会があるので、残り 3 日ほどしか時間がありません。 「この状態で間に合うの?」と思われるかもしれませんが、この最後のラストスパートが担当学芸員の腕の見せ所です。 「もっと早く並べておけばいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は理由があります。 この梱包の箱のままで置いておくのは「空気に馴染ませる」という工程が必要だからだそうです。全国各地から当館に運ばれ、いきなりその場の空気に触れると環境の急激な変化によって、劣化等の悪い影響がある場合があるので、これらの展示物も1週間この状態で静かに展示室内に保管されていました。 ちなみに、先ほど写っていた大きな箱は東京国立博物館からやってきた銅鐸で高さは1mを超えているそうです。銅鐸としては最大級のものだそうで、早く中身が見たいですね。 展示品は並べるだけでなく、倒れたりしないように慎重に透明な糸(テグス)を使ってしっかり固定していきます。 展示方法もできるだけ皆さんにわかりやすいように、テーマを決めてどのような流れですすめていくか? 頭の中では完成していても、実際に展示物を飾ってみるとイメージと少し違うような ・・・  試行錯誤の連続です。 もっと紹介したいところですが、今日のところはこれくらいで・・ その他、「具体的な銅鐸のつくり方」など観覧者目線で謎や疑問が解決できるような展示が行われていて、見どころ満載です。 ぜひ お楽しみに!!   さらに 宣伝をふたつ。 今回は一般の方々にも親しみやすい「銅鐸」をテーマとしていることから、他施設との連携事業も行っています。   「ひょうご銅鐸めぐり」     < 詳細はこ ち ら >            県内で銅鐸を展示している9か所の博物館・資料館が連携し、スタンプラリーを開催!(4月26日(土)~ 6 月 29 日(日))   ...

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