沖縄・奄美から九州にかけて梅雨入りが発表された日本列島。   でも考古博物館の周辺はカラッとしたよい天気でした。       時折の強い日差しに汗ばむくらい。  日差しがきつい時間帯は、屋内でクールダウンしたいもの。  おかげさまで?天気の良い日は考古博物館に来られる方も増えています。      好評開催中の特別展「縄文土器とその時代」ご来場いただけましたか?  今日は特別展ではなくて、その横にあるテーマ展示室の意外な?一面をご紹介。       *   *   *     テーマ展示では、兵庫県内の古代について様々な展示品でご紹介していますが、  様々な体験メニューが隠されているのをご存知でしょうか。   その一つが毎週土曜日に開催の「石棺に入ろう」         なんと、展示品である「王墓の石棺」に、実際に入ることができるのです。        ふつう博物館で、展示品のなかに「実際に入ってみる」なんてことはできませんが       兵庫県立考古博物館では、できます!         古代の王は、自分の墓として大きな古墳をつくり、  大きな石をくりぬいた棺を置きました。  この石棺に使われた石の多くが兵庫県の高砂でとれる「竜山石」です。         テーマ展示室には、竜山石を使って古墳に置かれていたものと同じ  サイズに復元した「石棺」を展示していますが、   自分でその大きさを確かめることもできます。           このほかにも、古代の衣装を身に着けるというコーナーもあったりします。  フォトジェニックなコスプレ写真が撮れるかも。   *   *   *     他のプレイスポットではなかなかできない、  ちょっとした「古代の体験」が、考古博物館ではできます。    自分だけの「ちょこっと体験」を見つけに、考古博物館へ是非どうぞ。   この時期は、日差しを避けるクールスポットとしても、お越しください。  お待ちしております。  
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。