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明日望めるか”初日の出”

古代人はどのように歴を意識したのだろうか? 四季や、日の出・日の入りの位置関係で判っていたのだろうが・・・ 日本においては「大化」645年が年号のはじめとされているが・・・ しかし、漢字が認識されていれば、中国からの文物(鏡)に・・・ 邪馬台国の女王「卑弥呼」がもらった鏡には「青龍・景初・正始など」の年号が・・・ 新たな考古資料等により、年の認識がいつからか、明らかになる日もくるのか・・・ 考古博オブジェと円満寺 平成25年元旦の初日の出(伊藤哲治氏撮影) 周辺のみなさんも ふるさと橋に来られていました 新年をまつ考古博 平成26(2014)年も兵庫県立考古博物館をよろしくお願いします

迎春準備も万端

平成25年 大晦日 兵庫県立考古博物館は 迎春 準備も万端です 玄関の門松も考古博の自作 例の 「笑い口」 もあります 大中遺跡公園の入り口にも門松が なかなかの出来映えでしょ 平成25年も大勢の方々にお越しいただきました ほんとうにありがとうございました 兵庫県立考古博物館スタッフ一同 新春の考古博は・・・ イベント盛りだくさん 2日は「古代文字でカレンダーづくり」 3日は「新春もちつき大会」・「考古博カルタ大会」 ぜひご来館ください 詳細は下記をごらんください http://www.hyogo-koukohaku.jp/events/p6krdf00000017u9.html

水辺の鳥の楽園

考古博周辺は水辺の 鳥 の楽園 東側を流れる「喜瀬川」や南側の「狐狸ヶ池」 これらの水辺には絶えず、野鳥の姿が絶えません 可動堰が下げられ、河床傾斜面に注がれる水面に「サギ」が一羽 アオサギ? 浅瀬で一休み マガモ コサギのまわりでマガモが食事 子ガモの行進 狐狸ヶ池での 「逆さカモ」 なにやってんの? 考古博に来られたら、狐狸ヶ池や喜瀬川の楽園をのぞいてみませんか 考古博は新年1月2日から開館します!

イルカ漁の名人

3,500年前 大阪湾に面した淡路島の 佃遺跡 (淡路市)の住人はこんなに漁の名人だった 発掘された、縄文時代後期の動物骨から、 イルカ を捕らえていたことがわかりました 丸木船を海に 数隻 こぎ出し 、「イルカの追い込み漁」 をおこなった 丸木船の存在を示す「木道」 丸木船の外面のが見えている 裏面には製作の際に焦がしながら内側を石斧などで抉った跡が残っています 木の実を貯蔵した湿地帯で歩きやすくするため 廃棄された丸木船を転用した「木道」 を設置した イルカの椎骨(背骨) 丸木船を数隻漕ぎ出し、イルカの群れを追い込む(追い込み漁)をおこない 浜辺に乗り上げたイルカを獲ったのでしょう 骨には火を受けた跡があることから、 バーベキュー でもしたのでしょうか 佃ムラの様子【部分】(東浦町史から 画:小東憲朗) 考古博 テーマ展示室 「環境」縄文時代 のコーナーに展示しています 平成26(2014)年1月2日から開館します 是非ご観覧ください

幸せなタイル発見!

やっぱりあった! それは瀬戸内の港町 この色、この形、これが製品として流通した 「幸せなタイル」 瀬戸内の海上交通の要衝「室津」 古い町並みが活きづく あるお宅の玄関で発見! 左下のタイルがそれ! 私が思うにすべて珉平焼窯跡(淡陶)で生産された製品 大正時代末から昭和初期に貼られたと考えられます 考古博では地下1階 収蔵展示コーナーにあります 最下段の引き出し、手前右から2つ目 これらはいずれも失敗品 つまり捨てられた 「不幸なタイル」 タイルは裏型が決めてなんですが・・・見えませんね きれいな文様を考古博でごらんください! 追伸 本日私ごとではありますが、恩師の奥さんからのタイル! ある有名な大リーガーのお父さんの店で購入されました 「幸せなタイル」 を紹介します 表面:繊細な手描き「ペルシャ文様」 裏面:中心にI.T.Iの刻印 メーカーは今のところ不明 1辺150mm 厚さ5mm 乾式製法(金型整形) 時代:現代 タイル情報は下記まで 兵庫県立考古博物館 深井明比古 Akihiko_Fukai@pref.hyogo.lg.jp 特に戦前や戦後の建造物に使用されている または使用されていたものでも結構です。 破片でもよし! 裏側が見えるものは特によし!! よろしくお願いします!!!

膝を抱えたジョー

時は今から約3,500年前 高砂市日笠山にて生活していた縄文人が葬られた うつむきかげん 膝を腰まで折り曲げた状態 貝殻が混じった土層をほりこんで、亡骸を葬った 3,500年を経っているにしては、残りがたいへんいい 歯の多くは残っている 上顎の犬歯はない これは成人儀礼などで抜かれたと考えられる 推定年齢30歳前後 頭蓋骨の縫合(頭頂部の骨の合わせ目のキザギザ)がそんなに入り組んでいない ジョー (日笠山貝塚出土人骨)の調査書 がっちりした男性 詳細はこの通りだ! 縄文人の寿命は短い 考古博「テーマ展示室」人のコーナーに展示されています じっくりご覧ください

ご存知ですか「IPM」

IPMとは Integrated Pest Management 総合的有害生物管理 兵庫県立考古博物館は 「公開承認施設」 (国宝や重要文化財を安心して公開できる施設として国から承認) 博物館で大敵は・・・ それは ”ムシ” 自然界にはたくさんの”ムシ”がいますが、その中には 文化財害虫 と呼ばれる 「タバコシバンムシ」「ヒメマルカツオブシムシ」「イガ」「チャタテムシ」 などがいます 体長数ミリ程度の甲虫(メスのカブトムシを小さくしたような虫) これらのムシは木や皮、繊維製品などの有機質に幼虫が潜み、 それらをもぐもく食べ散らかします 古文書などの虫食いがその例です 出入り口付近などに設置している「トラップ」 粘着式ゴキブリ駆除器 (いわゆる ゴキブリホ○ホ○) の小型版にムシが入る仕掛けです なにやら”ムシ”がひっかかってる! しがたいまして・・・ 入館される際は 1 出入り口で靴の泥などをしっかり拭いてください 2 衣服(特にズボンの裾)に付いたホコリなどをはらってください 考古博では定期的にIPM講習を実施 今後も良好な展示・収蔵環境が維持できるよう努めます みなさんもご協力よろしくお願いします

休館・休園・新春イベントのお知らせ

兵庫県立考古博物館 は 平成25年12月24日(火)~平成26年1月1日(水祝) まで 休館 します。 1月2日(木)開館 します。 大中遺跡公園 は 平成25年12月29日(日)~平成26年1月1日 (水祝) まで 休園 します。 1月2日(木)開園 します。 28日、喜瀬川中流から円満寺、考古博を望む 町営大中遺跡公園駐車場にも休園の貼紙をしています 考古博の入口の貼紙 大中遺跡公園のツバキ 平成26年 1月2日(木) から兵庫県立考古博物館が 開館 同日から大中遺跡公園も 開園 します 1月2日(木)13:00~15:30 -体験講座- 古代文字でカレンダーづくり ■甲骨文字などで書初めをして、平成26年度のカレンダーをつくろう。 □定員:30名 □参加費:200円 □対象:どなたでも □要予約・・・2ヶ月前から受付 □予約・問い合わせ:学習支援課(079-437-5564) 1月3日(金)11:00~12:00 -イベント- 新春もちつき ■古代米で餅つきをします。 場所:体験広場 参加費:無料 振舞い餅もあります 先着200名 整理券は10時50分よりメインホールで 配布をはじめます 1月3日(金)13:00~14:30 -イベント- 考古博カルタ大会 ■オリジナルカルタでカルタ大会をします。 場所:ネットワーク広場 参加費:無料 対象:小学生以下 当日受付、定員30名、無料 整理券あ10時50分よりメインホールで配布をはじめます 是非ご来館ください

博物館で馬探し!

メインホールの展示が変わりました! ☆来年の干支・ 馬 ☆ 芝崎遺跡の土馬です。 2014年1月2日(木)から見ることが出来ます! 他に、馬がいないかなと探してみました o(´∇`*o)♪ テーマ展示室には、凛々しい馬と武士がいました。 こちらのミニチュアはどこにあるでしょうか? 通路には、こんな馬が! なんとなく、ふっくらしてるような・・・ 情報プラザにもたくさんの馬があります! とっても可愛い小さな馬のハニワ ♡ 持っているMさんも可愛いですね (^-^*) 手前には、白い馬もいますよ。 夏の企画展にも出ていた馬のハニワです! 愛おしい ♡ 愛おしい ♡ ハニワですね (*´∀`*) (この子は、残念ながら見ることは出来ません) 後は、どこに馬がいるでしょうか? 一度探してみて下さいね (^-^)/

謎の東洋人?・・・

冬の喜瀬川は ”カモ” などの鳥がいっぱい 今回紹介するのは珍しいトリではなく、 「石像」 石像といえば「モアイ」でもなく河畔にたたずむ 「古代人」石像 です 喜瀬川右岸の道路の西側にたたずむ「古代人」石像 上流方向を向いて左側(右岸) こんな位置関係です 武人 巫女? 母子像 住吉橋の上流側です 20体ほどの石像が短い距離に林立しています ただこの石像、古代人とはいえ、「日本人」というよりは謎の東洋人? と見えるのは私だけでしょうか・・・ 一体一体の表情が違います ご覧になってはいかがですか

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