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12月 1, 2019の投稿を表示しています

12月のおすすめ

特別展が終わり、 にぎやかに集まっていた埴輪たちが それぞれ元の場所へ帰って早や幾日…。 師走に入った考古博のメインホール(無料ゾーン)には、 「毎年楽しみだ!」とご好評をいただいているクリスマスツリーが 来館者の皆さまを華やかにお出迎えしています。 12月に入った当館の見どころを、ちょっとご紹介します。 まずはそのツリーのすぐ横にある“メインホール展示”から! 「特別展は終わったけど、僕はまだ居るよ~」とばかりに家形埴輪があります。 東沢1号墳(加古川市)の造出から出土したものです。 屋根には直線と曲線を組み合わせた「直弧文」という模様があります。 特別展を見ていただいた皆さんには、馴染みがあるかもしれませんね。 また、有料ゾーンのテーマ展示室では、 京都国立博物館所蔵の 「西宮山古墳出土の装飾付須恵器」 を特別展示しています。 たつの市の西宮山古墳は、古墳時代後期(今から1500年前)の古墳です。 昭和29年の発掘調査で出土したこの壺は、京都国立博物館に収められました。 今回、兵庫県に里帰りしています。 ( 詳細はこちら ) 脚がついた須恵器の壺で、肩には装飾として付けられた4つの小さな壺と人形があります。 人形は一連の物語を表現しています。 どんな物語か?はテーマ展示室でお確かめください。 肩に小さな壺を持つ須恵器は古墳の祭祀で使われる土器。 当館で展示している、勝手野古墳群出土した須恵器器台と並べて展示しています。 (壺の装飾を持つ須恵器は、もう一箇所博物館に展示されています。 ご存知でしょうか?) 当館でご覧いただけるのは、 来年の3月15日(企画展・ひょうごの遺跡2020閉幕時) まで。 この須恵器が出土した兵庫県で見られる滅多にない機会です。 ぜひ足をお運びください。 *   *   * ほかにも、今週末7日の「もちつき」や講演会、 12月15日・22日のクリスマスコンサートと イベントが目白押し! 寒い冬こそあたたかい博物館で ゆっくりした時間を過ごしませんか?

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