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2月 2, 2025の投稿を表示しています

ほったん 館長への道-博物館の地下室で学ぶ-

  こんにちは。ほったんです。 先日は発掘調査の現場を訪れて大興奮だったけれど、職員さんから「もっと勉強をするように」と注意されてしまった。 勉強は嫌いだけれど、これも館長になるための必要な第一歩だね。   ちょうど、今日はまちづくり技術センター主催の研修会が行われているということなので、こっそり潜入してみよう!    こちらは博物館展示会場の地下にある一室。     やってる、やってる。 では、何気なく研修生のふりをして近づいて。 ソロリ ソロリ・・・ この部屋にはいろいろな機械が置いてあるぞ。   フムフム。今回は金属器の取り扱いについての研修みたいだね。 金属は出土した時点では、サビに覆われていて、本来の形がわかりにくい。 だからその不明瞭な部分を科学の力で解明していこうというものらしい。   部屋の奥に大きな機械があるよ。   X線を使った機械のようだね。“X線透過装置”というんだって。 なるほど、X線は健康診断の時のレントゲン検査と同じで、物質の中身まで見通すことができるから便利なんだね。     調べたい遺物を並べて乗せているところ。 これは矢じりのようだね。今回は研修用として博物館に保管してあるものを使っているけれど、実際に出土したものはサビにまみれていて、本来の形状が外側からは全くわからない、ということも多いそうだ。   それから、サビ落としをするんだけれども、削りすぎないよう少しサビ層を残したりする場合もあるので、このX線透過装置の撮影技術がとても大事になってくるんだって。     並べた遺物に番号をふって、慎重にX線透過装置の中に入れる。     装置の内部を観察してみると、遺物を置く位置が分かりやすいように赤い色のレーザー光線が十文字に照射されていた。なんかかっこいいなあ。   今、入れようとしている四角い板の...

節分ー鬼瓦のお面でオニオニー

  2月2日(日)考古博物館で「節分ー鬼瓦のお面でオニオニー」が実施されました。  受付のあと最初は、講堂でお話を聞きました。  当館学芸員より干支と節分についてお話をしました。  子供さん向けにボランティアの方より絵本を読んでいただきました。  お面のモチーフは奈良時代の鬼瓦です。そこにみんなで色塗りをしました。(鬼もたいへんそう・・・)  続いて体験広場で、お面を頭に付けて鬼の絵に向かってドングリを投げました。(オニは~そと~、フクは~うち~♫)  すると、背後から赤鬼と青鬼の登場です!  大きな鬼の登場にびっくり仰天、逃げずに退治できるかな。  最後は、鬼たちが「痛い痛い、助けて~!」と逃げていきました。  最初は、怖がっていた子供たちもみんなで協力し、鬼退治をやり遂げました。今年の無事も祈ることができ、充実した1日となったようです。

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