8月6日(日)に、古代体験講座「まが玉3つのネックレスをつくろう」を開催しました。 今回は、まが玉に加えて別の形の玉やビーズも作成し、それらを組み合わせてネックレスにします。 まず学芸員から、まが玉についての説明がありました。 「玉にはまが玉、管玉(くだだま)、三輪玉(みわだま)など、いろんな種類があります」 次にひょうご考古楽倶楽部のボランティアさんから、作業の流れについて説明がありました。 今日は、 ・まが玉3つ(大きなまが玉1・小さなまが玉2) ・管玉(くだだま) 4つ ・丸玉(まるだま)2つ をつくります。 柔らかい石を削って、各玉を作成し、次にそれぞれの玉を好きな色に染めて、最後には豪華なネックレスをつくりますよ。 「ではスタート!」 最初に、ネックレスの中央に飾る大きなまが玉をつくります。 石材は、削りやすい滑石(かっせき)という石です。石に鉛筆で下書きをしてから、周りを削っていきます。 まが玉の表面をなめらかに磨いておかないと、あとで色を付けた時にまだら模様になるので、紙やすりで真剣に磨きます。「うまくできたかな?」 削り終わったら、染色班の机へ持っていきます。 染色液の入ったビンが、ずらりと並んでいます。 青、ピンク、緑、黄の4色から、好きな色を選んで染めていきます。 「染色液が服につくと取れなくなるので、まが玉をビンに入れるときは、そ~っとね。」 こんなにきれいに染まりました! 丸玉や、管玉は小さいので、まが玉を削るときより、むずかしそうです。 削り終わったら、小さな箱に入れて、染色液につけます。 染まるまで、しばらくお待ちくださいね。 染まるのを待っている間に、残り2つの、小さなまが玉をつくります。 慣れてきたのか、皆スピードアップしていました。きれいな形に削れましたね。 全部の玉がそろったら、最後に、革ひもを通してネックレスにしていきます。 この時「どんな色順にしようか?」と色の配置を考えるのも、楽しみのひとつです。 市販のビーズもいくつか加えて・・・ こんなに豪華なネックレスができました! 古墳時代の偉い人も、こんなにきれいなものは持っていなかったでしょう。 古代体験講座、いかがでしたでしょうか。 今日つくったネックレスが、皆さんの宝物になったら幸いです。 ※お知らせ 9月10日(日)に 「 組ひもでつくろう!ガラス勾玉のネックレス」 を実...
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。