震災20年を振り返って、なぜあのような非常時に発掘調査が可能だったのか? 「震災と考古学」 禰冝田佳男 (文化庁記念物課主任文化財調査官) 阪神・淡路大震災復興調査に2年10ヶ月参加した禰冝田佳男さん その時にも価値の高い発見が多数ありました あの状況ではなかなか現状保存を訴えることができなかった・・・・・ 言葉を選びながらも 当時の苦労話も披露 阪神・淡路大震災の犠牲者の方々への 黙祷からはじまりました 約100名もの方々が熱心に聴講されました 石野博信 兵庫県立考古博物館館長あいさつ 震災復興の調査が進んでいるが 「これからどうするのかが大切」 禰冝田佳男さんから 復興事業に先立つ発掘調査の成果を報告 尼崎市武庫庄遺跡で発掘された 弥生時代の大型掘立柱建物跡 東日本大震災では 福島県広野町で発掘された桜田Ⅳ遺跡 役所的な遺跡の紹介・保存例も紹介 (朝日新聞 プロメテウスの罠 連載中) 兵庫県から震災復興調査に携わった山本誠職員 彼の苦悩、地元の苦悩が描かれています 被災地の子どもたちも 地域の歴史を再認識! 「目に見えないものが現地に現れる驚き こんな文化財は埋蔵文化財だけ!」 今後は震災復興調査で判明した歴史をどのように活用するかが課題! 阪神・淡路大震災と東日本大震災は物理的・とりまく状況はまったく違う 今後息の永い調査や支援が必要 これからも東北支援が必要だと感じました 【お知らせ】 ---------------------------------------------------------------------- 阪神・淡路大震災20年事業 シンポジウム 震災復興と埋蔵文化財 1月18日(日)10:00~14:30 当館講堂 参加費無料・先着120名 ------------------------------------------------------------------...
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。