9月26日(木)学習支援課と当館ボランティアの方が、沈殿藍(ちんでんあい)作りに挑戦しました。 沈殿藍とは、草木染を行う際の手法の一つで、タデ科の植物を使って藍色成分(インディゴ)を抽出します。 まず、実験用水田周辺で栽培している 生葉染め用に育てた「タデ藍」をポリバケツに入れ発酵させます。(2~3日間) その後、発酵させた葉っぱを取り出して液をこします。 発酵しているので、取り除いた葉と液体は「強烈なにおい」がしていました。 石灰水を入れてかき混ぜます。(3000回でにおいは消えるらしい?) まだ、泡がありますが青色が出てきました。 泡が大きくなり、すぐに消えるようになるまでかき混ぜる必要があります。 その後、2日ほどおいて上澄み液を捨ててペットボトル等の容器に移し替えて保存します。 様々な古代体験講座の実施に向けて、学習支援課と当館ボランティアの方々の準備の様子を知っていただければ幸いです。 これからも考古博物館並びに、古代体験講座をよろしくお願いいたします。(小林)
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。