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2月 6, 2022の投稿を表示しています

古代体験講座 見て、さわって、土器をつくろう

古代体験講座「見て、さわって、土器をつくろう」を開催しました。 本物の弥生土器を間近で見て触っていただいたあと、それを手本に土器をつくっていただこうという、博物館ならではの講座です。 今回は、玉津田中遺跡(神戸市西区)から出土した弥生土器をお手本にしました。講座の最初に、形や厚み、文様などをじっくり観察していただきました。 ( 弥生時代中期の広口壷(ひろくちつぼ)) そのあと土器にさわって、質感や重さを体感していただきました。 持ち上げた土器は、想像より軽かったですか? それとも重たかったでしょうか? 古代の職人の技を見て完成のイメージをふくらませたあとは、いよいよ土器づくりのスタートです。粘土をひも状にして、積み上げながら形を作っていきます。 ときどき定規をあてて図面と照らし合わせ、寸法を確かめながら進めていきます。 頸部(けいぶ/口縁部と胴部のあいだのくびれた部分)も、しっかりと作りこみます。 形が整いました。「どうですか?」「いい感じ!」明るい声がとびます。 最後に文様をつければ、完成です! 今回つくった土器は約2週間乾燥させたあと、 博物館の窯で焼きあげてお渡しします。 これからも楽しい講座を企画していきますので、ご期待ください。

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