古代体験講座「見て、さわって、土器をつくろう」を開催しました。
本物の弥生土器を間近で見て触っていただいたあと、それを手本に土器をつくっていただこうという、博物館ならではの講座です。
今回は、玉津田中遺跡(神戸市西区)から出土した弥生土器をお手本にしました。講座の最初に、形や厚み、文様などをじっくり観察していただきました。
そのあと土器にさわって、質感や重さを体感していただきました。
持ち上げた土器は、想像より軽かったですか? それとも重たかったでしょうか?
持ち上げた土器は、想像より軽かったですか? それとも重たかったでしょうか?
古代の職人の技を見て完成のイメージをふくらませたあとは、いよいよ土器づくりのスタートです。粘土をひも状にして、積み上げながら形を作っていきます。
ときどき定規をあてて図面と照らし合わせ、寸法を確かめながら進めていきます。
頸部(けいぶ/口縁部と胴部のあいだのくびれた部分)も、しっかりと作りこみます。
形が整いました。「どうですか?」「いい感じ!」明るい声がとびます。
最後に文様をつければ、完成です!
これからも楽しい講座を企画していきますので、ご期待ください。