3月7日(日)、(公財)兵庫県まちづくり技術センターとの共催で、今年度の最新発掘調査成果を紹介する速報会を開催しました。
今回紹介したのは、以下の4遺跡です。
1つ目は、玉津田中遺跡(神戸市)の報告。弥生時代前期の方形周溝墓などが見つかりました。土偶や石棒など、縄文時代的な祭祀遺物の出土が注目されます。
2つ目は、登リ田遺跡(姫路市)の報告。
古代の官衙関連遺跡です。播磨国風土記に記された、継潮(つぎのみなと)との関係が注目されます。
3つ目は、柏原旧城下町(丹波市)の報告。
柏原藩(織田家)の家老、津田家の屋敷跡を調査しました。出土遺物から、江戸時代の上級武士の暮らしぶりがうかがえます。