極楽往生を願ったり、お釈迦様が再びよみがえるまで、
法華経などのお経を長く保存するために造られた「経塚」(きょうづか)
法華経などのお経を長く保存するために造られた「経塚」(きょうづか)
朝来市山東町柊木(ひいらぎ)で発掘された「宮ノ谷経塚」
お経を入れた経筒を保護する筒状の容器でしょうか
蓋も土師器です
”おしり”に近いところでは筋状のギザギザがありますが、羽子板状の工具に線を彫り
土器の表面を敲いて、土器の中にある空気の気泡を叩き出し、
土器を焼いた際の破裂を防いだ痕跡です。
人の頭ぐらいある大きな石を積み上げて「容器」を守っています
残念ながら土師器の容器の中にはお経などは残っていませんでした・・・
埋めた人の願いは叶ったのでしょうか。
鎌倉時代~室町時代のタイムカプセルです。
企画展
ひょうごの遺跡2014
ー調査研究速報ー
3月30日まで
みなさんもお経のタイムカプセル
「経塚」
ご覧ください