円山川の支流、奈佐川の谷の奥に位置する「小河江窯跡」(こがわえかまあと)
奈良時代中頃の須恵器をつくる「登り窯」が発掘されました。
奈良時代の人が日常に使う器を生産しました
登り窯の上半分は無くなっていますが、
緩やかな斜面に「U」字形の溝を掘り、
その上に比較的高いドーム状の天井を設けた「登り窯」です
このような登り窯です
須恵器の蓋・杯・鉢・錘・皿・壺・盤・甕など主に小型の器を焼いていました
変わったものとしては、網のおもりも作っていたのです
須恵器の登り窯は5世紀に大陸から伝わった高度な技術です
但馬においてもその技術が継承され、
奈良時代にも日常品が生産されたことがわかりました。
数々の須恵器をご覧下さい。
企画展
ひょうごの遺跡2014
3月30日(日)まで
特別展示室にて展示しています
是非ご観覧ください
詳しくは下記をご覧下さい