6月22日(土) 10時より古代体験講座として「好きな動物形の土製品をつくろう!」が、体験学習室で実施されました。
今回の体験講座は、春季特別展「動物と考古学」の関連講座となります。
特別展の担当学芸員の案内で、最初に特別展示室で縄文人が作ったイノシシ形土製品やイヌ形土製品を見学しました。
ボランティアの皆さんから土製品の基本的な作り方について教えていただきました。
保護者の方の見守る中、土製品つくりがスタートしました。
ボランティアの皆さんにアドバイスを受けながら作りました。
子どもたちも大人の方々も真剣に取り組んでいました。
スマホの画面を見ながら土製品を作っている子どももいました。
慎重に仕上げの模様を入れて、あと少しで完成です。
焼いた時に割れないように、空気抜きの穴も忘れずに。
表情豊かな土製品です。焼き上がりが楽しみです。
縄文人もびっくりするできばえです。素晴らしい!
完成した作品は、各ネームプレートの場所に置きました。
世界で一つだけの土製品の完成です。乾かして水分を取ってから焼き上げます。完成引き渡しは約4週間後となります。
本日は、お疲れ様でした。
今回の講座の対象は、小学4年生から大人までとなっています。最初に午前中で完成すれば、帰ってもよいと説明がありましたが、3名の大人の方を含め全員が午後に入っても頑張っておられました。
考古博物館では、古代体験講座として他にも「まが玉づくり」「土器づくり」「火起こし」「組紐づくり」など盛りだくさんの講座があります。是非、見て、感じて、体験して考古学を身近な物として捉えていただけたら幸いです。(小林)
古代体験講座は予約制です。詳細はこちら