夏休みに入り、各種古代体験講座が開催されています。
7月に実施されました講座をご紹介します。
◎ 23日(土)「はじめての土器づくり」です。
最初に講師から土器についての説明がありました。「時代や用途(調理用、貯蔵用、食器用)により土器の形も質も様々です。」
さぁ、やってみましょう。考えた設計図をもとに粘土をこねるところから始めます。
完成しました。いろいろな形の土器が勢揃いです。
思い描いた形にできたでしょうか。
焼き上がり品は8月6日以降にお渡し予定となっています。
◎ 28日(金)「藍の生葉染め」です。
作業に取りかかる前に、まずは藍染めの歴史のお勉強です。
藍が日本に伝わった正確な時期は不明ですが、長屋王邸(8世紀前半)出土の木簡に「藍染」と書かれていることなどから、奈良時代には藍染めが行われていたようです。
お勉強の次に今日の作業の説明です。
はじめに、生葉を一枚ずつ枝からちぎっていきます。
模様付けをどのようにするか考えてから、下準備作業です。
奈良時代には、染める織物として麻や絹が使われていました。
できあがり。
とても、きれいな色に染めることができました。
デザインもなかなかおしゃれで、センスがいいですね!
◎ 29日(土)の「クラフトテープでつくるはにわくんと敷物」です。
最初に、はにわくんを置くための敷物をつくります。
「もじり編み」というねじるような編み方で、色の付いたテープを細い紐で引っかけて固定していきます。
クラフトテープをのりで固めて形を整えます。
それぞれの講座、皆さん楽しんでいただけたようです。
8月以降もまが玉づくりなどいろいろな講座が開催されます。
今、申し込み期間中となっているものは以下の2講座です。
9月3日(日)開催 「はにわくんをつくろう」 申込み8/3締切り
9月10日(日)開催 「組みひもでつくろう!ガラスまが玉のネックレス」 申込み8/10締切り
ご興味のある方は 当館ホームページからお申し込みできますので、ご覧いただきますようお願いします。(詳しくは【こちら】の当館ホームページをご覧ください)