1922年(大正11年)4月12日、平和記念東京博覧会が上野で開催され、建築に使われていたやきものの名称を「タイル」という名称に統一するという宣言が発表されました。その宣言からちょうど100周年を迎えました。
この記念日にあわせて、タイルを所蔵する施設では、「タイル」にまつわるイベントや展覧会など、タイルを紹介するプロジェクトが開催されています。
当館では、珉平焼(みんぺいやき:南あわじ市)のタイルを展示していますので紹介します。
地下1階の収蔵展示コーナーに展示しています。この案内の通りに進んでください。
棚の横に説明書きを掲示していますので、すぐにわかります。
珉平焼タイルは、平成14年に南あわじ市北阿万で発掘調査された珉平焼窯跡で見つかりました。展示しているのは淡陶株式会社(現在のダントー株式会社)の製品で、タイル生産の初期である明治時代のタイルなど貴重な資料も含まれています。
引き出しを開けていただくと、まるで絵画のようにカラフルなタイルが並べられています。
引き出しを開けていただくと、まるで絵画のようにカラフルなタイルが並べられています。
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2020年(令和2年)4月22日の当館のスタッフブログで「自宅でも考古博4『カラフルな陶器やタイルの展示』」と題して少し詳しく紹介していますので、よろしかったらご覧ください。
また、全国タイル工業組合タイル名称統一100周年記念プロジェクトのHPで当館の展示について紹介されています。ぜひご覧ください。