特別展講演会として
坂井秀弥(奈良大学教授)による
「古代の役所と遺跡の保存と活用ー律令国家・役所・道路ー」
ご講演いただきました
坂井さんはこれまで新潟県教育委員会や文化庁に勤務され、現在は大学で教鞭をとる
それらの経験から大切な言葉として次のようにまとめられました
・地域の過去に活きた人びと、その積み重ねられた営み、それを伝える文化財に対する慈しみの気持ち
・地域で積み重ねられた営みを明らかにする、学術的な調査・研究
・保存活用は「保存>活用」が原則
専門用語も判りやすく解説
早くから整理券をもとめて列ばれました
150名以上の熱心な参加者がありました
タイトルに沿って律令制度の必要性や役所のシステム、道路の実態
そして、遺跡の保存と活用について
判りやすく講演いただきました
兵庫県は古代官道と駅家(うまや)調査研究の最先端を走っており
保存活用も盛ん!
とのお言葉
ボランティアによる野磨駅家配置模型にも感心!
講演参加されたみなさんも講演に
納得の様子
次回は
特別展講演会
5月10日(土) 松原弘宣(愛媛大学名誉教授)
「古代の山陽道と瀬戸内海の交通」
ご期待ください
風土記1,300年記念特別展 阪神・淡路大震災20年展
「古代官道 山陽道と駅家(うまや)―律令国家を支えた道と駅―」
図録はミュージアムショップで販売中(1,080円)
数に限りがありますので、お早めにご購入ください
考古博に関することはH.P.をご覧ください