南あわじ市「珉平焼窯跡」で出土し、戦前に淡陶(株)が生産したタイルが
マレーシアの世界遺産に登録されている「マラッカ」の都市に息づいている。
中世以降、交易基地として反映し続けてきた「マラッカ」。
マレーの女性と中国の男性との間に生まれた融合文化「プラナカン」。
彼らが政治・経済の主導権を握って栄えたマラッカのタイル建築等をみてみよう。
なんともかわいい「HOTEL PURI MALACCA」 タン・キムセンという実業家が建てた。
現在はプラナカンが活躍した時代の建物としてホテルに改装され、にぎわっている。
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世界遺産に登録されているマラッカ。中心地に位置する教会(Christ
Church)
オランダが支配していた1753年に建築された。この赤っぽいのが特徴的
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ヒーレン・ストリート(億万長者通り)と呼ばれ、 富豪のプラナカン達の邸宅が並ぶ。 |
ロビーにはイギリス製と思われる象嵌やプリントの各種タイルがびっしり
ホテルの本館には展示室もあります
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フロントに至るまでは中庭。
2階へはおしゃれな螺旋階段が゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
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窓を開けるとこんな景色が!
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HERREN ST.を歩くと・・・
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まさしく淡路島珉平焼窯跡で出土した淡陶が生産した“タイル”発見!
窯跡からは4枚組タイルの右上のタイルの一部が出土した。
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ファイブフットウェイ(軒先通路を)の仕切り透かし窓
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中国風でもなく西洋風でもないプラナカンの味わいが漂っている
みどころいっぱいの「マレーシア マラッカ」
戦前の日本製タイルが多数活きているー世界遺産のまちーを見てみませんか?
タイル情報は
深井明比古まで
Akihiko_Fukai@pref.hyogo.lg.jp