こうこはくロビーコンサート「夏空とそよ風のしらべ」が7月15日(土) に、開催されました。
今回は、ヴァイオリンとピアノの演奏者として、兵庫県ゆかりのお二人をお招きして、親しみのあるプログラムで皆様にお楽しみいただきました。
この日は「ひょうごプレミアム芸術デー」として入館料は無料。博物館で知識を吸収し、コンサートで癒やされ、有意義な1日を過ごしていただけたのであれば幸いです。(因みに芸術デーはあさって17日(月・祝日)まで。無料開放しています!)
演奏者
ヴァイオリン 坂 茉莉江(さか まりえ)さん オーストリアのザルツブルク・モーツアルテウム音楽大学大学院を最優秀にて修了され、ソリストとして関西フィルハーモニー管弦楽団などと共演、現在はソロ、室内楽奏者として幅広く活動中です。
ピアノ 河野 佐千栄(こうの さちえ)さん ポーランドのショパン音楽大学研究科を修了され、現在は関西を中心にソロ、室内楽奏者として幅広く活動中です。
演奏が始まりました。
1曲目は「エルガー:愛の挨拶」 威風堂々という曲で有名なエルガーが妻へ婚約記念に送った曲です。
続いて、「ベートーベン:ヴァイオリンソナタ第5番 春」 明るい曲調からスプリングソナタと呼ばれています。
坂さんから演奏する曲目についての説明がありました。
「この曲はベートーベンが30歳の時に作曲した曲になりますが、この時、既にベートーベンは耳が不自由な時期だったということです。」
やはり天才ですね。
「中島みゆき:糸」 縦の糸はあなた~ 横の糸はわたし~ ご存じの曲です。
「エンニオ・モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス」 イタリアの作曲家モリコーネが哀愁豊かな曲調で映画を彩りました。
座席が埋まってしまって、一部の方は上階からの観覧になってしまいました。
会場の都合で申し訳ありません。
最後の曲です。
「モンティ:チャルダッシュ」 元はハンガリーの民族舞踊のようですが、スケートの浅田真央さんが使用して広く知られるようになりました。
楽しい曲です。
席の後ろの方で、小さな女の子が思わず音楽に合わせて、一緒に踊っていました。
これで、全てのプログラム終了です。
お疲れ様でした。
と言いたいところですが・・・ 客席のあちこちからアンコールの声が。
皆さんのご要望にお応えいただけました。
アンコール曲はメキシコのポンセという作曲家による「エストレリータ」です。
「小さな星」という意味ですが、ホールの雰囲気に合ったとても優雅な曲でした。
大拍手のなかロビーコンサート終了です。
ありがとうございました。