現在、秋季特別展「屋根の上の守り神―鴟尾・鯱―」に先駆けて、
エントランス・ホールで鬼瓦を展示しています。
南あわじ市の叶堂城跡(かのどじょうあと)から見つかった室町時代の作品で、作者は「小野光仙」とヘラ書きされています。
城跡から見つかりましたが、この鬼瓦は城以前に建てられていた感応寺(かんのうじ)に関連するものと考えられています。
奈良時代の鬼瓦は板状をしていますが、室町時代のものはこの鬼瓦のように立体的につくられました。
こんな怖い顔でにらまれると、災いも逃げてしまいそう。
この展示は、11月いっぱいで終了する予定です。
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