古代山陽道の難所は瀬戸内沿いの摂津と播磨国境
櫛淵とよばれる海岸(鉢伏山の南)
この難所を迂回するルートは塩屋から多井畑を経由し須磨に至るルート
もう少し大回りする、明石から太山寺を経由し須磨に至るルートを紹介しました。
今回は明石から太山寺ルートの延長である
白川峠・妙法寺付近を紹介します
まずは須磨方面から北に向かいました
板宿付近から禅昌寺方向(北北東)にのぼる
古代山陽道迂回想定ライン沿いに
源平合戦の武将
那須与一の墓があります
那須与一高公之墓
お堂には那須与一の墓
石製五輪塔がまつられています
北向神社から那須与一墓方向をみる
北向八幡宮
この付近は狭隘な地
古代山陽道設置や通行は困難だったのでしょうね
妙法寺
古代山陽道迂回ルートから若干西に位置します
県指定の宝篋印塔
妙法寺本堂の鬼瓦(菊の御紋)
さらに北方向にのぼると
白川峠
峠の雰囲気はみられませんね
峠を越えて太山寺方向には
少し、な・だ・ら・か
(布施畑付近)
そして以前に紹介した太山寺から伊川に沿って明石に至ります
もう一つの古代山陽道
明石ー太山寺ー白川峠ー妙法寺ー須磨
訪ねられたらいかがでしょう
【お知らせ】
風土記1300年記念特別展・阪神・淡路大震災20年展
「古代官道 山陽道と駅家(うまや)ー律令国家を支えた道と駅ー」
6月22日(日)まで開催
詳しくは考古博ホームページをご覧ください