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播磨国風土記☆テレビ取材

ひょうごワイワイ県政特集「編纂1300年!播磨国風土記の地をめぐろう
のテレビ取材がありました!

左側は、兵庫県広報専門員の米田裕美さん。巫女の衣装がとってもお似合いです!
右側が、考古博企画広報課の藤田課長です。こちらも決まってますね!

『風土記』とは・・・
和銅6年(713年)5月、官命により日本最古の地誌『風土記』の編纂が始まります。地名やその由来、産物、伝承などを記した報告書として、全国から集められた『風土記』ですが、現存するのはわずか五カ国に過ぎません。その一つが『播磨国風土記』であり、神々や天皇、豪族、渡来人そして名も無き多くの人々の足跡が、簡潔な中にもユーモア溢れる表現で記されています。

風土記の編纂命令が出されてから今年で1300年を迎えるということで、今年の春には、考古博でも風土記1300年記念特別展「播磨国風土記ー神・人・山・海ー」を開催しました。

そして、兵庫県では、播磨国風土記のHP「播磨国風土っ記ん」を立ち上げて、ゆかりの地めぐりの情報や風土記アニメなどを情報発信しています。

その『播磨国風土記』に関する取材で取材に来られました!
内容は・・・とお伝えしたいのですが、それは放送をお楽しみに♪
ということで、ちょこっとだけ取材の模様を。
打ち合わせ中
ちょっと、緊張気味の藤田課長。
本番5秒前・4・3・2・1・・・
古墳時代の巫女、飛鳥時代の役人にも着替えました!
素敵な笑顔で取材をする米田さん。
緊張気味の藤田課長も少し和んだのではないでしょうか。
やっぱりプロは凄いですね!

一体、どんな内容になるのか楽しみですヾ(。◕ฺ∀◕ฺ)ノ♫♬

この模様は、10月6日()午前8時30分~9時サンテレビで放送されます!

★☆みなさん、是非ご覧下さい☆★






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