スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

特別展 テレビ局の取材

特別展「埴輪の世界」開幕から一週間、好評をいただいています。 そんな中、TV局(サンテレビ)が取材に来られました。 せっかくの機会?ですので、取材の様子を逆取材してみました。 まず、展示室全体をじっくり観察されていました。 どういう風に映すと伝わるのか、イメージされているのでしょうか。 インタビューの前に、担当学芸員が今回の展覧会の主旨や見どころについて説明をしました。 こうした説明から、さらにイメージを広げたら、収録前のリハーサルにうつります。 カメラを構えてリハーサルを終えたら、いよいよインタビューの本番です。 「テレビ取材は久しぶり」と、若干緊張気味の学芸員。 テイク2で無事終了しました。 その後も今回の展示品をピックアップして、光の具合も気にしながら念入りに撮影をされていました。 今回の映像の放映日は未定とのこと。決まりましたらブログでお知らせします。 どんな映像になっていますでしょうか。お楽しみにお待ちください。 ******  特別展関連行事の お知らせ ******           講演会「但馬の王墳、池田古墳出土品を読みとく」          講 師 横須賀 倫達(文化庁文化財調査官)          日 時 10月19日(土)13:30~15:00(開場12:00)          場 所 考古博物館講堂          定 員 120名 先着順 無料         特別展展示解説          当館学芸員が特別展の展示品について解説します。          日 時 10月20日(日)13:30~14:00 当日受付          場 所 考古博物館特別展示室          参加費 観覧料が必要です

体験講座「水鳥形埴輪づくり」

特別展「埴輪の世界」の関連イベント第一弾。 水鳥形埴輪を、粘土からこねて、つくってみる、 という、本格的な体験講座です。 一日かかる体験講座ですが、オリジナルの埴輪を作られる!とあって、 多くのご参加がありました。ありがとうございます! まずは、ホンモノの埴輪がどうやって作られたか?の説明がありました。 モデルの水鳥形埴輪には羽の表現などの違いがあり、それぞれ個性的とのこと。 細かい部分の違いも、形を決める大事な情報です。 続いて特別展の会場で、ホンモノの水鳥形埴輪を見学。 出土した埴輪から、どんな作り方をしていたか?を 学芸員と読み解いてもらいました。 「どんな水鳥を作りたいかイメージできたかな?」 ここから、いよいよ埴輪づくりがスタート。 当館のボランティアスタッフがサポートします。 *   *   * どんな形の埴輪も、基本となる形は円筒。 まずはろくろに粘土の紐を巻き上げて、 台の部分となる円筒部分を作ります。 台が出来たら、その上に粘土を積んだり貼ったり。 首や胴体、羽など、鳥の形に整えていきます。 形が出来たら、目やくちばし、羽の模様などを表面に刻みます。 いよいよ最後の段階。 形が仕上がったら、ひもを使ってロクロから埴輪を切り離します。 ついに形ができあがりました! 自分だけの埴輪だから、愛着も深いね~。 皆さんが作った埴輪は、もう少しの間、考古博で休んでもらいます。 これから粘土を乾かして、窯で焼けば完成。 お手元に届くまで、もうしばらく楽しみに待っていてくださいね。 今回の体験講座は、特に人気が高くて、 早々に定員がいっぱいになってしまいました。 これからも埴輪や土器を作る講座を企画しますので、お楽しみに。 いよいよ開幕した特別展「埴輪の世界」。 展示室に並ぶ埴輪とともに、これからも様々な催しで 皆様をお待ちしております。ぜひ、足をお運びください。 お待ちしております!

特別展「埴輪の世界」本日開幕しました

池田古墳の出土品が重要文化財に指定されたことを記念した秋の特別展 「埴輪の世界-埴輪から古墳を読みとく-」 いよいよ本日開幕しました。   博物館の東出入り口に設置されたバナーです。 ポスターからデザインされた明るい図案で、ほのぼのとした雰囲気が漂っています。 朝から爽やかな秋晴れ。 開会式には多くのお客様が出席してくださいました。 始めに館長の挨拶です。 古墳が専門なので、展示のねらいや経過などの紹介にも熱が入っていました。 続いて、教育委員会を代表して、西上教育長が挨拶しました。 本展の目玉である池田古墳の埴輪が表紙を飾った 先日発行の「県民だより」を持参して、特別展をPRしました。 来賓の皆さまです。 左から中島かおり兵庫県議会議員、糟谷昌俊(公財)兵庫県まちづくり技術センター理事長、法田尚己兵庫県企画県民部企画財政局長です。 和田館長、西上教育長、中島県議会議員によるテーㇷ゚カットで開幕です。 「みなさん、おまたせしました」 開幕式直後、特別展示室の扉が開かれ、内覧会に多くのお客様が入場されました。 今回はどんな内容でしょうか?(ぜひお確かめください!)。 担当学芸員がいろんな埴輪について見どころを詳しく解説しました。 特別展期間中も展示解説を 10/20、11/3、12/1(各13:30~14:00)に実施します。 夏の企画展と同様に、入口のロビーにも展示コーナーを設けました。 当館ボランティア力作の池田古墳ジオラマの展示や、 埴輪たちと一緒に写真のとれるコーナー、 池田古墳の調査記録をまとめたビデオ上映コーナー(9分弱) など盛りだくさんです。 開催期間は、12月1日(日)までです。 話題を先取りしていただく?には、早めのご来館がおすすめ。 みなさまの来館を、こころよりお待ちしております。

「埴輪の世界」展覧会場ができるまで(2)~列品~

当館秋の特別展「埴輪の世界」、いよいよ開幕直前となりました。 各地から様々な種類の埴輪が集まる今回の展示会。 ご覧いただく皆さんに、喜んでいただければと 担当学芸員を中心に知恵を絞って準備を進めてきました。 展示の見どころについては、 当館のホ−ムページ をご覧いただくとして (ちょっと宣伝です…汗) 今回も、ただいま大急ぎで進めている準備作業をご紹介します。 *   *   * 前回は各地の博物館から、展示する埴輪を借りてくる作業をご紹介しました。 今回は、その埴輪たちを、ご覧いただけるように展示室に並べる作業 (列品と言います)をレポートします。 まず、展示する資料を、仮置き場から特別展示室に集めます。 みなさんにお伝えしたいテーマに沿って、展示室のどのケースに 置くかを決めます。 どうやったら思いが伝わるかな?順番だけでも結構悩みます。 運搬の時に壊れないよう囲んでいた木の枠を外して行きます。 同時に借りる前の様子と、どこか違ったところはないか? 念入りに確認します(この時は結構緊張します)。 展示品の中には、人の背と同じ高さのものもあります。 重たいし、置いてみて初めて、不安定さがわかる場合も。 しっかり設置できるまで、安心できません。 ケースに並んだ後は、さらに透明な糸で倒れないように固定します。 糸がかかって壊れては何もならないので、学芸員がどこを固定する か、慎重に探りながら展示業者と共同で作業を進めます。 こうしてようやく展示ケースに埴輪たちが並んできました。 あれこれ考えて計画を立てますが、ケースに並んだときの 見え方が大事なので、間隔や場所を微調整します。 奥の壁には、解説のパネルを取り付けます。 ちょっと展示室の外へ。別の作業室では埴輪をより深く 知ってもらうための、説明用パネルを作っています。 専用の大型プリンターで打ち出した用紙を、 のり付きのパネルに慎重に貼っていきます。 ずれたりシワができないよう、違った慎重さが必要です。 展示室では、ケースのほかにも展示用のスペースを作ります。 これは木の台を使って、展示品を並べる台を作っているところ...

「埴輪の世界」展覧会場ができるまで~借用~

いよいよ開幕まで1週間にせまった特別展「埴輪の世界」。 現在博物館ではその準備が大急ぎで進んでいます。 今回の特別展では、全国あちらこちらで見つかった埴輪をお借りしてきます。 埴輪たちが各地の博物館からどんな風に当館へやってくるのか? その作業について、ご紹介します。 まず、展示のテーマにあった埴輪を保管している博物館で、 実物を見ながら、どのように運び出すか? 念入りに打ち合わせます。 打ち合わせが終わったら、いよいよ運び出しですが、  時には車で何百キロも運ぶことがあります。  運搬の途中に壊れたりすることがないように、  念入りに保護したり、補強したりして、慎重に運び出します。 土を焼いて作られた埴輪は壊れやすいので、直接ぶつかりあったり、 荷台でずれたりしないように、一点ずつ木枠で囲います。 木枠に触れて壊れることもないように、クッションをあてます。 埴輪の多くはバラバラの状態で見つかったものを つなぎ合わせている場合が多いので、特に注意が必要。 つなぎ目で外れたりしないように、気を使います。 こうして保管元の博物館から運び出す準備ができました。 博物館に居残る埴輪たちが見送ってくれます。 さあ、これからは美術品を運ぶ専用のトラックにのせて、 一路、考古博へ! 当館に到着。トラックからおろして、無事を確認して一安心。 でも次の資料がやってくるので、大急ぎで仮置き場へ移動させます。 保護のための木枠などは、展示室に並べるまでそのままです。 大きな木枠ごと移動できる専用のエレベーターに乗せて 仮置き場で一時保管します。 こうして特別展に展示する資料が全部集まったら、 いよいよ展示室で並べる作業が始まります。 皆さんのお目にかかるまで、あと少し。 全国から集まった埴輪たちも楽しみに待っています。 *   *   * 特別展「埴輪の世界ー埴輪から古墳を読みとくー」は、 令和元年10月5日から、いよいよスタート。 ご期待ください。 

ほったんへの応援、ありがとうございました

特別展「 埴輪の世界 」の開幕が近づき、 考古博のみんなが埴輪たちに夢中になっていると、 当博物館のマスコットキャラクター「ほったん」が声をかけてきました。 「こんにちは。ねぇ、 あのコンテスト 、どうだったかな?」 ほったんも出場していた全国の美術館・博物館キャラクターの人気投票、 「ミュージアムキャラクターアワード2019」ですが、 いよいよ最終結果が出たようです。 さて、今回の結果は?? (どきどきドキドキ土器土器どきどき……) 25位 (得票数81票)!! 前回は40位でしたから、今回は大躍進です! やったね、ほったん!! 「ほるる~~ん♪(ありがとう、うれしい!)」 このブログをご覧になって、 投票やコメントをしてくださった皆さま、 ほったんのプロフィールページをのぞいてくださった皆さま。 応援ありがとうございました! これからも、ほったんと当博物館を どうぞよろしくお願いいたします。 「みんな、こうこはくへ、あそびにきてね!ほるるん♪」

「埴輪の世界」in 兵庫県立考古博物館

いよいよ、開催まで2週間を切って、 準備が本格化している10月5日からの特別展、 「 埴輪の世界 」。 展示品は現在全国から当館目指して集合中!ですので、 一足先に、すでに博物館のあちこちにいる埴輪をご紹介します。 実は当館にはテーマ展示室や意外な場所に埴輪やレプリカ、模造品などがあります。 置いてある場所はシークレットにしておきますので、 これを機会に、ぜひ一度館内を探してみてくださいね。 その1。あれ?ここ、どこだっけ…? その2。ちょっと意外な場所。 その3。どこかで見おぼえありますか? その4。どこかでみたような?? その5。これはいったいどこ? *  *  * いかがでしたか。今回ご紹介したのはほんの一部。 ほかにも意外な場所にハニワたちが隠れています。 特別展ではもっと大勢の埴輪がやってきますが、 当館にお越しのさいは、館のあちこちを探してみてくださいね。

過去の記事一覧

もっと見る