5月4日(土) 、春季特別展関連講演会として講師に 忍澤成視氏(東京大学大気海洋研究所 特任研究員)をお招きし、「縄文のまつりと動物たち -土製品や装身具素材などから見た縄文の精神世界-」と題して、13時30分より15時まで考古博物館講堂におきましてご講演をいただきました。
春季特別展関連の最初の講演会です。
(関連講演会は、5/11・6/1・6/29と合計4回実施予定)
地磁気の逆転、77万年前の地層のお話(チバニヤン)もありました。
満員の会場は熱気に包まれていました。
時にユーモアも交えながら丁寧に説明していただきました。
縄文時代の動物形土製品は、海・山などに棲むあらゆる種類の動物たちがみられ、抽象的なものが多く、種類を判別できないものが多いというお話でした。
少し時間を延長していただき、質疑応答の時間もある有意義な講演会となりました。
今日の講師の忍澤 成視(おしざわ なるみ)先生の著書も紹介していただきました。
講演会終了後、15時30分からは、特別展示室で実際の展示物を鑑賞しながら、忍澤先生にさらに詳しく解説していただきました。
貝塚は、ゴミ捨て場として紹介されることもあるが、再生を願って埋められた神聖な場所と考えることもできる。考古学に答えはなく、詳細に記録し後生に伝え、長年にわたって正解に近づけていくことが必要。縄文時代に使われていた広場が、現在は公園として保護・活用している等々。西日本では珍しい、いろいろな興味深い話を聴かせていただきました。ありがとうございました。
考古博物館では、最新の考古学の調査結果をわかりやすく解説する講演会やシンポジウムなどを開催しています。予約制で無料となっています。興味関心のある方は、是非考古博物館にお越しください。よろしくお願いいたします。(小林)