20日の春分の日に「オポナカ ムラリンピック」を開催しました。
昨年度は雨の中での開催でしたが、今年は・・・
残念。開始時刻の1時ころは晴れ間も見える天気だったんですが、この日は朝から風が強く、全国的に強風警報・注意報が発令され、当館でも火起こし体験は中止としていました。
そのような状況でしたが、何とか開催場所を軒下に変更して、実施することができました。
種目は昨年実施し、好評だった ○輪投げ、○修羅曳き(しゅらびき)、○ガッチャの3種目です。
それでは各競技の様子を見てみましょう。
輪投げ
標的は考古博物館らしく埴輪や鹿の角です。年齢に応じて投げる位置を変えていますが、輪っかを真っ直ぐに投げるのに工夫がいります。
修羅曳き
修羅(しゅら)とは大きな石や木材を運ぶソリの呼び名です。
今回もボランティアさんが作製してくださいました。コンテナの下には滑りを良くするため、修羅がくっつけられています。
でも、荷物として家形埴輪の他に小石を敷き詰めているので、結構重たいです。
この修羅、やってみると最初の出だしは大変ですが、一端動き出せばスムーズに走ります(摩擦係数の変化)。ただ、前方に折り返し地点があるのでUターンする時に勢いがありすぎると横の壁にぶつかってしまうため、スピードの調整が必要です。
修羅は大と小の二つを用意していましたが、この男の子は逞しく大を選びました。少し心配して見ていたけれど、器用に折返しそれまでの記録が更新されました。
ガッチャ
この種目もボランティアさんが考案したもので、ガチャガチャのカプセルの中に重しとしてどんぐりを入れ、標的に向かって投げるボッチャのようなものです。
全種目達成すると当館オリジナルの缶バッジのプレゼントがあります。
寒風のなかでしたが、皆さんそれぞれに祝日のひとときを楽しんでいただきました。