明けましておめでとうございます。
なかなか、年明けからいろいろな出来事が続いており、手放しに「おめでとう」とは言えない状況ですが、本年もよろしくお願いします。
今年は「辰年」ということで、上向きの世の中になるよう祈っています。
ところで、考古博物館の分館「古代鏡展示館」(加西市)では、毎年恒例の企画として干支の動物が描かれた古代鏡の展示を行っています。
神戸新聞(1月4日付です)でも紹介されていましたが、今年は龍にまつわる所蔵品を展示しています。
「雲龍紋八花鏡(うんりゅうもんはっかきょう)」といって天を翔る龍の姿が中央に描かれており、周りの花弁状のデザインは平和であった中国の唐の時代に流行したそうです。
そして、本館(播磨町)でも2日(火)に恒例行事となります『考古博DEお正月』を開催しました。
古代文字カレンダーのブースです。たくさんの方々がオリジナルカレンダーの作成に挑戦されていました。
テーマ展示室を利用した「クイズラリー考古博パワースポット巡り」の様子です。パワーを感じる展示スポットが8箇所あります。
展示室前では「土器パズル」。人気急上昇中です。
こちらは当館の「辰(龍)」。メインホールに展示している珉平焼(南あわじ市出土)の小皿です。
当日は、天気も良く1月とは思えないような暖かい日和でした。凧あげなどのお正月らしい風景はないかと大中遺跡公園を散策してみましたが、キャッチボールなどで楽しんでいるご家族の姿ばかりでした。
ただ、梅の木に目を移してみるとつぼみも着実に膨らんでいて、「春も近づいているんだなぁ」という初春気分を味わうことができました。