8月7日(日)、古代体験講座「組みひものキーホルダーをつくろう」を開催しました。
担当学芸員が、3名の参加者に組みひもの歴史などの大まかな説明をしているところです。これから体験するのは、複雑なひもの編み方ですが、1500年前頃には中国大陸や朝鮮半島から日本にもたらされたそうです。
組みひもの得意なボランティアさんから基本的な説明を受けているところです。
「毎日できる古代体験」の組みひも体験は、以前は気軽に体験していただいていましたが、新型コロナウイルス感染症対策で実施できなくなってしまいました。その後、感染症対策の下、まが玉づくりや石包丁づくりは復活いたしましたが、組みひもはいまだに休止のままです。そういう意味からも今回、古代体験講座で少人数の方だけに限って体験していただくことにしました。
基本的な組み方の説明です。すべての指を駆使して左右に紐を絡めていきます。
最初は練習用に少し太くて扱いやすい毛糸を使って予行演習をします。
なかなか言葉では説明できませんが、下の糸をすくい取って組むのが「閉操作」、上糸をすくい取るのが「開操作」なんですって。
練習が終わったので、ここから本番です。
今回は組みひもを2本作って、それを一つに結んでキーホルダーにします。
まずは1本目、この参加者んは、きれいな水色系の糸を選んで組んでいきます。