3月27日(日)、竪穴住居復元プロジェクトの今年度の最後の活動日です。週半ばまでの雨の予報が一変し、好天の下、作業をすることができました。
【参加メンバーの皆さん】
前回(3月12日)は棟木(建物頂部に設置する横に長い木)を設置するところまで済んでいました。今回は、屋根の上部、両端の破風の部分を形づくる垂木(たるき:一般には屋根の斜面を支えるための太い木)を設置します。
垂木や木舞(または小舞:こまい 垂木と垂木をつなぐように横に設置する細めの木で、竹を使用したりします)は当時のように釘は使わず、縄で縛って固定します。ここが出入口になります。出入口には庇をつけたりしますので、ちょっと細工が必要になります。
予定通り今年度の最終日で垂木の設置が終了しました。竪穴住居の雰囲気が漂ってきましたね。
4月からは、屋根の上部に木舞を細かく設置していく作業になります。それが済めばいよいよ屋根を葦(アシ)で葺いていくことになります。
完成はいつの日か、乞うご期待!
気候がよくなったので、大中遺跡公園を訪れた多くの方々が声をかけてくださったり応援をしてくださいました。ありがとうございました。