秋の特別展「王墓の埴輪-池田古墳のすべて-」の講演会第3弾として、発掘調査から報告書作成までを担当された(公財)兵庫県まちづくり技術センター副課長 山田清朝氏が、「池田古墳の調査・整理でわかったこと」と題して講演をされました。
次回の講演会は、11月14日(土)午後1時30分~3時まで講堂(整理券は12時50分から配布)で、
田畑 基氏(朝来市教育委員会事務局次長)が「池田古墳と朝来地域」と題して講演されます。
特別展(12月6日まで)見学と合わせてご来館ください。お待ちしています。
講堂は多くの聴衆で一杯
丁寧に画像で解説される山田氏
【講演のまとめ】
○池田古墳は、全長135mの前方後円墳
○池田古墳を構成する要素
大和に由来する要素:佐紀古墳群(4世紀後半~末)
河内に由来する要素:古市古墳群(5世紀初頭)
因幡に由来する要素
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大和の佐紀古墳群の時代から造られ始め、河内・和泉の百舌鳥・古市古墳群の時代に完成
○造り出し・渡土堤・水鳥形埴輪等に大和・河内の王墓の様式を取り入れている
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池田古墳の様子を見ると陵墓に治定され、発掘調査がきでない大王墓の様子が理解できる次回の講演会は、11月14日(土)午後1時30分~3時まで講堂(整理券は12時50分から配布)で、
田畑 基氏(朝来市教育委員会事務局次長)が「池田古墳と朝来地域」と題して講演されます。
特別展(12月6日まで)見学と合わせてご来館ください。お待ちしています。