2月7日(土)開催されました
阪神・淡路大震災20年特別展 プレ連続講演会
災害と遺跡
東日本大震災と貞観地震に学ぶ
ー大地動乱の時代に再突入ー
柳澤和明(東北歴史博物館上席主任研究員)
地震・津波で横倒しになった
宮城県女川町江島共済会館(2014年7月撮影)
講演中の柳沢和明さん
「大地動乱の時代」の再来
この言葉は 石橋克彦(神戸大学名誉教授 地震学)が
阪神・淡路大震災の前年の1994年の著書
『大地動乱の時代』岩波新書
に使われた言葉
9世紀、地震・火山災害の連鎖
貞観11(869)年陸奥国巨大地震
5年前、貞観6(864)年 富士山大噴火
18年後、仁和3(887)年 東海・南海巨大地震
人と防災未来センター資料から
発掘調査によって知られる
多賀城廃寺跡の被災と復興状況
などを紹介
東北で発掘された津波の痕跡を明らかにし
今後の地震・津波にどう対応するのか・・・
しかし これだけは言える
東日本大震災の最大の教訓
1万8千人以上の死者・行方不明者の95%が津波に呑み込まれ亡くなった
安全な場所に逃げたかどうかが生死の分かれ目となった
南海トラフ巨大地震が発生したら・・・
逃げろ!
津波到達まで逃げる時間は十分あります!
東日本大震災の最大の教訓
1万8千人以上の死者・行方不明者の95%が津波に呑み込まれ亡くなった
安全な場所に逃げたかどうかが生死の分かれ目となった
逃げろ!
津波到達まで逃げる時間は十分あります!
【お知らせ】
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「平成26年度 発掘調査速報会」
平成26年度に発掘調査をおこなった中で、注目を集めた遺跡の調査成果について、
(公財)兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部の発掘担当者とともに解説します。
3月14日(土)
13:30~16:00
【プログラム】
1.開会挨拶 13:30
2.調査成果報告 13:40~15:00 (1)山田大山古墳群(丹波市)-T字形の初期横穴式石室-
副課長 鐵 英記
(2)西垣古墳群(豊岡市)-粘土でパックされた未盗掘石棺-
副課長 久保弘幸
(3)広瀬古墳群(養父市)-1墳丘に3つの石室をもつ円墳-
技術職員 渡瀨健太
(4)南構遺跡(豊岡市)-長さ10m近い長大な横穴式石室-
副課長 山田清朝
3.討論会 15:20~16:00 各遺跡の調査成果について、会場からの質問に回答しながら
深井事業部長と発表者が討論します。
4.閉会挨拶 16:00
5.展示解説(要観覧券) 16:10~16:40
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-企画展-
ひょうごの遺跡 2015 ー調査研究速報ー
阪神・淡路大震災20年展
2015年1月17日(土) ~3 月29日(日)
昨年度に復元・保存が完成した出土品をまとめて展示するとともに
平成26年度に行われた発掘調査の最新成果の速報展示も行います
詳しくは下記をご覧ください
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毎月第2土曜
次回は3月14日(土)
解説「バックヤード見学ツアー」
博物館の舞台裏をご案内します
13:30~14:10
定員15名(当日受付)
観覧券が必要です
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発掘体験で
トレジャーカードがもらえる!
3月29日まで
ニューカードを
配布しています
観覧券が必要です
ルールをまもって 楽しく体験!
くわしくは
こうこはくへ行こう!(下記をご覧下さい)
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開館中のイベント
(土)14:00~15:00 ときどきドキドキ体験!石棺に入ろう
(日)14:00~15:00 ときどきドキドキ体験!古代船に乗ろう
観覧券が必要です
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