丹波の篠山市に位置する三釈迦山北麓遺跡群(みしゃかやまほくろくいせきぐん)は
”なんでもありの遺跡群”
JR福知山線が篠山口駅を北進し、篠山川沿いに西に折れるあたりの丘陵に位置する遺跡。
弥生時代中期(約2,100年前)~古墳時代終末期(約1,300年前)にわたって
延々と集落や墓がつくられた、丹波の大集落と古墳!
平成26年1月25日(土)に開催された
考古学研究最前線5 三釈迦山北麓遺跡群の講演です
考古学研究最前線5 三釈迦山北麓遺跡群の講演です
講演中の仁尾一人さん
((公財)兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部副課長)
大勢の方々が並ばれました
70名以上の方が参加されました
丘陵上にこれだけたくさんの住居や墓が約800年にもわたってつくられるのは驚き!
わざわざ丘陵上に住まいした理由は?
争いなど社会的な要因か?
洪水など自然災害に対応するための要因か?
平地より住みやすい自然環境対応への要因か?
なんでもありの遺跡群ですね・・・
講演後は企画展の展示解説していただきました
企画展示の三釈迦山北麓遺跡群の「展示島」にて
大胆な展示をご覧下さい!!
次回の考古学研究最前線講演は
2月8日(土)13:30~15:00
寺地古墳ー但馬の竪穴系横口式石室ー
鐵 英記
(公財)兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部副課長
竪穴系横口式石室は県下によくみられる横穴式石室とちがって
北部九州に多く、県内では但馬地方を中心に30例程度が見られるにすぎません
いったいどんな古墳なのでしょうか??
是非講演会にご参加いただいたうえで、出土品は企画展をご覧下さい