動乱!播磨の中世ー赤松円心から黒田官兵衛までー
特別展講演会 「中世の道ー宿と流通ー」
当館学芸課岡田章一課長補佐が講演
定員120名を超える方々が熱心に聴講されました。
講演中の岡田章一課長補佐
入場券をもとめて大勢の方が並ばれました。
講演に熱を帯びてきました。
古代(奈良時代・平安時代)の道は文献や発掘調査資料で明らかになりつつありますが
中世の道は発掘例も少なく、実態が判りませんでした。
たつの市福田片岡遺跡で鎌倉時代の筑紫大道(山陽道)が発掘され、
上郡町の山野里宿(やまのさとしゅく)遺跡で室町時代の「宿」の町屋遺構や交流を示す遺物が発掘されました。特に大和地域で生産された瓦質の茶道具が出土したことから流通の拠点であることが判り始めました。
これらの資料から兵庫県は古代の道(官道)や中世の道の研究をリードしています。
講演後は特別展の展示解説を実施
30名を超える方々が説明を受けました
【ご案内】
次回の特別展講演会
11月24日(日)13:30~15:00 当館講堂にて
(入場券の配布は12:50を予定していますが、早まる場合もあります)
「花の御所の軌跡と戦国時代の京都」
鋤柄俊夫(同志社大学教授)