「会うは別れの始め」という言葉があります。
博物館にも出会いと別れの季節がやってきました。
博物館の南側 (播磨町営駐車場側) に咲く「ヤマザクラ」 2013.3.31撮影 |
その人がいれば当たり前にあった個人の持ち物が次々と
その人がいれば活躍していた道具類がひっそりとたたずんで
います。
その人がいれば当然のように返ってきた話の合いの手や返事
がありません。
その人の思いがつまったファイルやパネルが活躍の場をなくしてさみしそうにしています。
みなさんの思いが込められた「博物館」をこれからも大切にしていきます |
その人がここにいたら…
当たり前のように全体と未来を見据えて行動されていたでしょう。
当たり前のように情報ツールを使って伝える大切さを話しておられたでしょう。
当たり前のように考古学の楽しさを感じさせていたでしょう。
当たり前のように数字を意味と大切さを語っていたでしょう。
当たり前のように溢れるアイデアを出されていたでしょう。
当たり前のように緊張感を和らげる雰囲気をつくっていたでしょう。
当たり前のように職務に真正面から情熱的に取り組まれていたことでしょう。
館を去られる皆様。今日まで本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。
皆様とこれから一緒に仕事ができないは本当に残念ですが、
「あの人がここにいたら…」と皆様が示された個性を、残された我々が一丸となり、次年度の挑戦につなげていきたいと思います。
第二の人生、新しい職場での皆様方のますますのご活躍とご多幸を
心よりお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。お疲れ様でした。